「親友だと思っていたのに…」 約半数が経験している“友人関係での悩み”とは
ふとした拍子に当時の感情がよみがえり、心が沸騰することも…。
嫌なことはスッキリ忘れて前に進みたいと思うのに、どうしても忘れられない…。そんな悩みがある人は意外と多いようです。
■およそ5割、未だに根に持っている言葉がある
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女706名を対象に実施した調査では、全体で53.3%の人が「友達から言われて未だに根に持っている言葉がある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は48.2%、女性は58.6%という結果になっている。
■親友に「友達が少ない」と言われ…
編集部が話を聞いた30代の男性は、「学生時代に何かと声を掛けてくれる友人がいて、気が合う親友だと思っていたのですが、あるとき、別の友人に“あいつは友達が少ないから声を掛けてやっている”というようなことを話しているのを聞いてしまって」と振り返る。
実際、男性はあまり社交的ではなく、その友人のお陰で知り合った仲間も多かったので、彼の発言も仕方がないと思ったそうだが、未だにその言葉が胸に引っかかっているという。
■母の愚痴に付き合わされて疲れる
母親が根に持つタイプで疲れるという40代の女性は、「よくもそんなに昔のことをまるで昨日のことのように感情を込めて話せるなと思うことがあるくらい、いろんなことを根に持っていて、聞かされるほうも大変です」と語った。
子供のころに言われたことから、学生時代の友人、勤務先での人間関係に至るまで、ふとした拍子に始まる愚痴に、「あぁ、またか」と思いながら仕方なく付き合っているという。
■共感してもらえることで鎮火できる部分も
嫌な言葉や腹が立った出来事はなかなか忘れられないもの。ふとした拍子に思い出しては当時の感情がよみがえり胸の内が煮えたぎることもあるかもしれない。
そもそも、根に持ってしまうのは、誰にも言えずに自分の中に溜め込んでしまっているからなのではないだろうか。誰かに共感してもらえることで鎮火できる部分もあるかもしれない。そう考えると、気持を吐き出したくなるのは自然な心の動きのような気もする。
そうは言っても、イライラした感情のまま伝えると聞き手にもストレスがかかってしまう。あくまでも、心の中を整理することを目的として冷静に発散することで過去のことにできるのなら、それに越したことはないと思うのだが…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女706名 (有効回答数)