永野、男湯に入ったはずが老婆に睨まれ… その“正体”にショック「これ本当の話」
スーパー銭湯で、鏡越しにこちらを睨む老婆が…。その正体に気づいたとき、永野さんはショックを受けたといいます。
■鏡越しに睨んでいた老婆の“正体”
以前、スーパー銭湯へ行ったときのこと。永野さんが髪を洗ってふと鏡を見上げると「鏡越しに、老婆が睨んでたんです」「まず女湯ではないし、男湯に老婆がいるって。霊感とかもないし、鬼ババアみたいなのが睨んでて…」と一瞬恐怖を感じたそう。
しかし、「誰だアイツって思ったら、自分だった」と永野さん。
スタジオは爆笑に包まれますが、コンタクトを外した状態だったとはいえ「これ本当の話で、それから真剣に自分の顔見なくなっちゃって絶望したんですよ、自分の顔に」と永野さん自身はかなりショックを受けたといいます。
■あまりのショックに、鏡見るのをやめた
「なんで自分は、芸であったり、テンションがある程度若いというか、(気持ちは若い頃の)そのままでいるのに、何で肉体だけは確実に衰えていくのか腹が立って」と永野さん。
これに海原やすよ ともこの2人も「めっちゃ分かります」と共感します。
永野さんは、歳を取っても努力で細身をキープする人もいるが、「ごはんをおいしく食べるっていう権利まで奪って…。人間としてお前どうなんだ? っていうのはある」としつつも、「でも、自分の顔を老婆と思った自分もいた訳だから、どうするかといったら、鏡をあんま見ないぞって」と、自身の老いから目を背けるように。
■永野「今年で終われ」と思う風潮
そのため、「(普段は)ボブだから良いですけど、メイクで髪をアップされた状態あるじゃないですか、あのとき誰とも会いたくないんです」と永野さん。
額だけでなく、あまりプライベートを見せない永野さんに、海原やすよさんは「ある意味めっちゃポリシーじゃない?」「今って、色んなとこみせちゃうやん」と切り出し、「昔の芸人さんって、プライベートも出してしまわへんというか、今は出すのが主流になってるのが難しいですよね」とも言及。
これには永野さんも「本当に嫌だ。あれ、今年で終われって思ってます。『何考えてるか分からない』ってよく言われるんですけど、それって昔は褒め言葉だった気がして」と明かします。
■「苦しいですね」やすよの言葉に感銘
昨今の風潮に、「昔、ドリフのコントとか見てたときに、この人のプライベートを知りたいと思って見てないのよ。目の前にあるドリフを楽しんでたから。でも今って、この人の私生活を見てることが、芸人さんとしては息苦しくなってますよね」とやすよさん。
続けて、「いらんねん、その人が年齢なんぼでもいいねん! その前に面白いことをやってくれていたらいいのに『この人、この歳でこんなことやってるよね』になるやん、今って。50だって60だって目の前で面白いことやっていればそれでいい」と訴えつつ、永野さんに「苦しいですね…」と投げかけます。
永野さんは「でも、今の言葉を聞いてちょっと癒やされました。強気になれました」と、やすよさんの言葉を噛み締めていました。
・合わせて読みたい→永野芽郁、『BLUE GIANT』鑑賞で感動のあまり… 声優務めた山田裕貴も反応
(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)