20分経っても上司が会議をはじめようとしない… その「理由」に約2割がモヤモヤ
素晴らしいのは分かるけど…。熱くなりすぎて一線を超えてしまった人もいるようです。
日本選手団が、海外で行われた大会では過去最多の金メダルを獲得し、盛大な盛り上がりをみせたパリオリンピック。
感動と興奮に包まれたなか、熱くなりすぎてしまう人も現れ、一部で困った事態も…。
■上司が五輪に熱狂、会議が始まらず…
編集部の元に寄せられたのは、会社員の女性(30代)のエピソード。
部署内の定例ミーティングで「上司が、前日にリアルタイムで観戦したオリンピックの競技についてしゃべり続け、開始予定時間から20分経ってもミーティングが始まらない…」といったことがあったそう。
■約4人に1人が「困った経験あり」
なお、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女709名を対象に実施した意識調査では、全体で24.9%の人が「執拗に五輪の話をされ続けたり、話題を振られたりして困った経験がある」と回答。
男女別に見ると、男性24.7%、女性は25.3%でした。
■4年に一度、アスリートの夢の舞台
努力を積み重ねてきたアスリートたちの夢の舞台であり、そこで繰り広げられるドラマにも心動かされるオリンピック。普段はあまりスポーツ観戦をしなくても、オリンピックだけは見てしまう人もいるでしょう。
しかしながら、先程の女性のエピソードのように“みんな知ってて当たり前”、“みんなも同じ熱量のはず”だと、興奮のあまり度を超えた振る舞いをするのは考えものです。
■度を超えると「オリハラ」の声も
こうした困った問題については、インターネット上でも「オリンピックに関心がないとダメですか?」「オリンピックが嫌いとかじゃなくて、同じニュースばかりで病んでしまう」と、話題がオリンピック一色になることに、モヤモヤしていているという声が。
なかには、「職場のスポーツ狂のオリハラ対応して疲れた」と、女性と同じような境遇にあると思しきユーザーのつぶやきも見受けられます。
職場や学校などでは一旦テンションを抑えて、興奮のあまり度を超えた振る舞いをしてしまわないよう、心に留めておきたいですね。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
調査対象:全国10代~60代の男女709名