カズレーザー、レスリング金・藤波朱理の無双ぶりに驚き 「どういう数字なんすか…」
カズレーザーさんが金メダルを獲得した藤波朱理選手の「公式戦137連勝」という記録に感嘆の声を漏らしました。
メイプル超合金・カズレーザーさんが9日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。パリ五輪レスリング女子フリースタイル53キロ級決勝で、藤波朱理選手(20)が金メダルに輝いたVTRを見て、その「無双ぶり」に驚きの声をあげていました。
■吉田沙保里の記録上回る137連勝
8日に金メダルを獲得した藤波選手は、オリンピック初出場。公式戦137連勝と、霊長類最強と言われた吉田沙保里さんの119連勝を上回る記録を叩き出しています。
今回の決勝戦でも相手に付け入る隙を与えず、第1ピリオドを6−0とリードし、第2ピリオドで10−0としてテクニカルスペリオリティー勝ち。
喜びに沸くマットの上で、幼いころからずっと二人三脚で歩んできたコーチである父に抱きつく感動のシーンが話題を呼びました。
■「オリンピック最高!」と喜びを表明
藤波選手は試合後のインタビューで「最高です。オリンピック最高! レスリング最高! 今までやってきてよかったです」と心境を吐露。
また、コーチである父親と日の丸を掲げて走る姿も見受けられ、インタビュアーは吉田沙保里さんに例えて「肩車の恩返しというのを見ていない気がするんですが?」と問いかけました。
藤波選手は「(父の)体重…最近少し太っているので、肩車はできないと判断しました」と述べており、取材陣の笑いを誘っていました。
■「どういう数字なんすかね?」
司会の谷原章介さんは「カズさん、137連勝、これはすごいですね」とカズレーザーさんに問いかけ、カズさんは「どういう数字なんすかね? 137回ですか? 世界のトップ同士の戦いでいろんな競技を見ても僅差だ僅差だって、もちろんそうなってはいると思うんですけど、そうは見えないくらい圧勝じゃないですか」と、あまりの強さに驚愕。
続けて「同じ階級の世界中の選手が『どうやって藤波さんを倒すか』ってなっているのに、それでこれだけの差がつけられるって、どういう能力なのか…」と、感嘆の言葉を漏らしています。
■まだまだ記録が伸びることに期待
カズさんはさらに「こっからどれだけ…どうしても期待しちゃうじゃないですか、どれだけ数字が伸びるのか、いつまで勝ち続けるのかな、勝ち続けてほしいです」と、期待。
谷原さんは「勝ち続ける辛さ」にも理解を寄せつつ、「プレッシャーもあるし研究されつくす、でもそれを乗り越える、まだ20歳ということで、吉田沙保里選手が206連勝(個人戦のみに限定した場合)を、確かしているんですよ、だからまだまだ記録が…どこまで伸ばしていくのかっていうのが注目ですね」と、強調しました。
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(文/Sirabee 編集部・星子)