谷原章介、スケボー女子15歳・開心那選手の2大会連続銀メダルを称賛 「金にも負けない…」
谷原章介さんが『めざまし8』で、15歳の開心那選手の2大会連続銀メダルに敬意を表し「これからも楽しんで滑って」とエール。
7日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、パリ五輪のスケートボード女子パーク決勝で開心那(ひらき・ここな)選手(15)が見事銀メダルを獲得したことを報道しました。
15歳という若さで東京五輪に続く2大会連続銀メダル獲得という快挙に、司会の谷原章介さんも感嘆の声を漏らしていました。
■東京五輪では12歳で銀メダル
開選手は東京五輪に12歳の頃出場し、日本選手史上最年少のメダリストとなった若き実力派。予選1位で決勝進出を決め、ウォールライドと呼ばれる「壁を走る大技」も難なく決めて観客を驚かせました。
同番組の事前インタビューでは、「本当に楽しいので、最後まで楽しんで滑りきりたいと思っています!」と意気込みも。
現在15歳の開選手は、東京五輪の頃より22センチ以上身長が伸びたということで、「今168センチになります」と笑顔で語っていました。
■金にわずかに届かず銀メダル
開選手はわずかな差で金メダルには届かなかったものの、最終ランで圧巻の滑りを見せて拍手喝采を受けました。得意のグラインドを軸に攻める姿に、実況は「珠玉の45秒間! 開心那の成長物語!」と絶叫。
渾身の滑りをするも僅差で銀メダルとなりましたが、彼女の元には次々と他の選手が集まり、抱き合い健闘を称えていました。
銀メダルを手にした開選手は、「また銀メダルで、金メダルに一歩届かないところだったので、悔しい気持ちもあります。今回は自分の出したいものをすべて出しきっての結果だったのですごいうれしいです」「安心したし、うれしいし、今までガッツポーズをそんなにしたことはないんですけど出ちゃうくらいうれしかったです」と語っています。
■谷原「金にも負けない素晴らしい銀」
谷原さんは「開選手、悔しいという言葉もありましたけど、自分のすべてを出し切った結果の銀メダルということで金にも負けない素晴らしい銀…」と、感服した様子。
続けて、「こういう横乗り系のスポーツって、正直、金銀銅とかそういう順番付けをするスポーツじゃないんじゃないかな? っていうくらい、横の選手同士のつながりみたいなものをすごく感じる試合でしたよね」と、選手同士の仲の良さに言及していました。
■「これからも楽しんで滑って」とエール
試合後に抱き合う姿などから、「ライバルではあっても敵ではない。対戦相手であって、一緒に高め合う仲間なんでしょうね」とコメントした谷原さん。
前回の五輪から3年、さらに磨きを増す開選手に対し、「素晴らしい成長、この3年間の成長をすごく感じましたし、ここはまだまだ通過点だと思いますから、これからも楽しんで滑ってほしいと思いますよね」とエールを送っていました。
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(文/Sirabee 編集部・星子)