GACKT、オリンピック選手の“待遇”に疑問 「これが金メダリストの末路かと思うと…」
GACKTがオリンピックのメダリストに与えられる報奨金に私見。理想とする待遇を語った。
俳優で歌手のGACKTが5日、自身の公式YouTubeチャンネル『GACKTちゃんねる がくちゃん』で実施したライブ配信に出演。オリンピック選手の待遇に本音をこぼした。
■メダリストの待遇に疑問
GACKTは「本当に思うんだけど、(オリンピック選手は)人生賭けてるんだから、メダル獲ったらもう少し金出してやれよ」と話す。
日本では、メダルを獲得したオリンピック選手に日本オリンピック委員会(JOC)から報奨金が与えられる。金メダル獲得選手には500万円、銀メダルは200万円、銅メダルは100万円だ。
また、JOCに加盟している競技団体からの報奨金もあり、例えばゴルフ選手の場合は金メダル獲得者で2,000万円、銀メダルで1,000万円、銅メダルで600万円が日本ゴルフ協会(JGA)から与えられる。
■報奨金500万円に「おかしくない?」
GACKTはJOCの報奨金が少ないと私見。
「人生賭けてきた人に500万って… それ失礼じゃない?」とこぼし、「ちょっとした金持ちの小遣いじゃないんだから。人生賭けてきたんだよ、言ったら命賭けてやった人たちが世界のトップに立ったのに、それを500万って、おかしくない? って思うんだよ」と疑問を感じるよう。
ほかの国では、余生を暮らせるほどの待遇が与えられる場合もあると共演者に伝えられると、「それぐらいのことをやらないと、そこに命を賭けてきた人に対して失礼だよ」と吐露した。
■メダリストの悲しい末路
さらに、「僕メダリストの友達けっこういるんだよ」と明かし、「メダル獲ったあとにすっごい生活できるんじゃないかとかって思ってる人いっぱいいるんだけど、もうね、引退後けっこう寂しい生活してる人いっぱいいるよ」と話す。
「一般就職だってできないし、もうね、これが金メダリストの末路かと思うと、あまりにも夢がなさすぎる」と嘆いた。
共演者が金メダリストには1億円をあげるべきだと持論を述べると、GACKTは「当然だと思うよ」と共感し、「政治家もそれぐらいのことやれば、日本はもっとスポーツ観戦増えるよ。もっと経済動くよ」と願望を語っている。
■「少なすぎる」「夢のある金額に」
ライブ配信の視聴者からは、「日本はほんとに少ないですよね」「少なすぎる」「このために人生賭けてて、毎日頑張ってるんだから少ない」「外国では一生暮らせるのにね」など、報奨金の少なさに対するコメントが上がった。
「夢のある金額にしてほしいね」「一生暮らせるぐらいの金額を、って思う」と理想をつづったコメントが届いたほか、「GACKTさん政治家なって」と期待の声も寄せられている。