錦鯉・渡辺、漫才協会に年会費を払わないワケ 未払い分を立て替えていた人は…
漫才協会の会費を支払わない錦鯉・渡辺隆さん。そのワケを明かしたところ、意外な事実が判明。
5日放送の『しゃべくり007』（日本テレビ系）に、お笑いコンビ・錦鯉（長谷川雅紀さん、渡辺隆さん）が登場。
渡辺さんが漫才協会に年会費を支払っていないことを明かし、その理由は協会の不明な収支にあると主張しました。
■8,000円の会費を払わない渡辺
お笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんが会長を務める浅草の漫才協会。最近ではオリエンタルラジオや錦鯉も会員になったことでお笑い界に勢力を増しています。
漫才協会の会員になると、1人8,000円の年会費を支払う必要があるそう。ところが、錦鯉の渡辺さんは「僕は払ってないです」と正直に明かします。
■使途不明金が年間2,000万円？
渡辺さんは年会費について「払う必要がないんですよね」と主張。その理由は漫才協会の収支にあると言います。渡辺さんによると「計算したんですよ、入場料。おぼん・こぼん師匠から、ナイツ、U字工事が出てるときの客の入り」「年間2,000万（円）くらい浮いてるんですよ」と、漫才協会はかなり儲かっているとのこと。
しかし「僕ら1回出て1,500円くらいしかもらえないんです。まずこれがおかしい。もうちょっともらえるはず」「年会費も取られてる。おかしい。年間2,000万浮いてんのに」と、自分たちはギャラも少ないため年会費まで払う必要はないと主張します。
そして、ステージで儲かった2,000万円は「幹部連中、あと師匠連中に入ってるんじゃないか」と疑う渡辺さん。「いま僕、漫才協会にマルサ（国税監査部などの俗称）を入れようとしてるんですよ」と宣言し、スタジオを笑わせます。
■意外な事実が判明
渡辺さんの主張に対し、塙さんは「（2,000万円は）入ってないですよ！」と真っ向から疑惑を否定。そして「入ってないどころか、この人の（年会費）8,000円、俺払ってるんですよ」と、まさかの事実を明かします。
漫才協会は、年会費を払わなければ退会処分となってしまうため「錦鯉だけは絶対にやめてほしくないから、俺立て替えてるんですよ」と塙さん。証拠の領収書を見せて、渡辺さんの年会費を立て替えていることを証明します。
■漫才協会は「赤字です」
それでも、「（年間2,000万円）絶対浮いてる」と言い張る渡辺さんに、塙さんは「お客さんが少なければ赤字です。多くてトントン」と、漫才協会の実情を明かします。錦鯉のような人気芸人が協会のステージに出てくれれば、お客さんも多く入ると言う塙さん。
ところが、錦鯉は会員でありながら、2年間ほど漫才協会のステージに全く出ていないという事実も明らかになり、スタジオを驚かせました。
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（文／Sirabee 編集部・大島 あひる）
