半熟ゆで卵は「このやり方一択」 8割の悩みを救う“農水省の作り方”が革命的
『あさイチ』で紹介されたゆで卵の「新常識」。誰でも簡単に失敗せずに茹でる方法とは…。
簡単なようで意外と作るのが難しいゆで卵。半熟を目指すつもりが固ゆでになったり、思った固さにならなかったりしがちだ。
便利な調理グッズを使えば解決するが、用意するのが面倒で結局失敗してしまうことも…。
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■完璧に作れる人は2割
Sirabee編集部が全国10〜60代の自炊習慣がある男女513名に調査したところ、「半熟ゆで卵を作る自分なりの完璧な方法がある」と回答したのはわずか20.9%。
つまり、約8割が“なんとなく”の手探りでゆで卵を作っていることになる。
■ゆで卵の新常識?
茹で時間は好みの固さによって分かれるが、茹でる際に多くの人が共通しているのは、「卵がかぶるくらいの量の水」だろう。しかし、この常識はもう古い!?
7月9日放送の『あさイチ』(NHK)の特集「暮らしに役立つ新常識!」で紹介された農林水産省のゆで方は、時短かつ失敗しないものだった。
■実際にやってみた
鍋に卵を入れ、鍋底から1cmの量になるよう水を入れたら火にかける。
沸騰したら蓋をして中火で4分茹で、火を止めて5分蒸らして、卵を水で冷やしたら完成だ。水が少なくて済むので沸騰するまでが早く、蓋をして蒸すことでむらなく火が入る。
なお、農林水産省の公式Xによれば、黄身をとろとろにしたい場合は5分ではなく3分にするといいという。
半分に割ってみるとこのような感じ。まさに理想的な半熟に近い。
なお、卵は室温に戻す必要はなく、冷蔵庫から取り出してすぐでも良いとのこと。また、多くの量をゆでる際はフライパンでも良いが、蓋があるのが大事なので、作るときは必ず蓋があるものを選ぼう。
SNSでは「もうこれからはこのやり方一択だわ」「本当にキレイなゆで卵が簡単にできた」「誰がやっても失敗しないならこれはオススメ」と絶賛する声があがったこの作り方。特別なグッズを使わずに簡単にできるので、次にゆで卵を作るときはぜひ試してみてほしい。
■スーパーで卵を買うときの「新常識」
同番組では、スーパーで卵を買った際に割らずに持ち帰る方法も紹介。何気なく袋詰めしているが、じつは正解の入れ方があった。
約7割の人が間違えていたこの問題について、詳しくは【こちらの記事】でレビューしているので、気になる人はチェックしてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
調査対象:全国10代~60代の自炊習慣がある男女513名