真夏に着ると黒より危険な色、その正体にゾッとした 8割超が「知らなかった」判明
日差しが強い真夏日、赤・青・緑・黄の4色ではどの色の服を着ると危険なのか。大多数の人が勘違いしていると明らかになった。
■黒い服は危険、では今着てる色は?
日本一高い山が富士山というのは世界の常識だが、2番目に高い山となると、その認知度は一気に低下。これは山に限った話でなく、万物に共通する現象である。
さて「黒は熱を吸収しやすい」というイメージから日差しが特に厳しい日は「黒い服を着ない」という人は多いかと思うが、では果たして今着ている服の色は安全なのだろうか。
そこで今回はまず、全国の10〜60代の男女662名を対象としたアンケート調査にて「色と熱に関する印象」を尋ねることに。その結果は…。
■やはり「赤=暑い」イメージ?
今回の調査では赤・青・緑・黄の4色を選択肢として「最も熱を吸収しやすい色」、「2番目に熱を吸収しやすい色」、そして「最も熱を吸収しにくい色」を選んでもらった。
その結果、多くの人に「最も熱を吸収しやすい」というイメージを持たれている色は赤(47.7%)であると判明したのだ。やはり炎を想起させる「情熱の色」であることが、結果に繋がったのだろうか。
「2番目に熱を吸収しやすい」と思われているのは緑が最多回答(31.1%)と判明。こちらは回答が比較的分散しており、次点の黄(28.1%)との差はわずか3ポイントであった。
「最も熱を吸収しにくい」イメージがあるのは黄が最多回答(45.8%)であると明らかに。つまり簡易的なランキングとしては、熱を吸収しやすい順に赤、緑、青、黄と考えている人物が多いと思われる。
続いてはこれらの結果を元に、国立研究開発法人「国立環境研究所」シニアリサーチアドミニストレーター・一ノ瀬俊明氏に話を聞いてみることに。
すると、夏服の常識が覆される「衝撃の事実」が明らかになったのだ…。