向こうのほうがおいしそう… 約3割が「レストランの注文」で感じた後悔
迷った末に決めたレストランでの注文なのに、ふとしたことで心が揺らぎ…。
外食時のメニュー選びは、楽しみの一つといえるだろう。しかし他のテーブルの料理がおいしそうだったために、自分の注文を後悔した経験がある人もいるようだ。
■約3割「他のテーブルの料理が…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女702名を対象に実施した調査では、全体で35.0%が「レストランで他のテーブルの料理を見て自分の注文を後悔した経験がある」と回答した。
他の人の料理を見て、惹かれてしまった経験がある人も一定数はいるようだ。
■友達のピラフが気になり
友達がオーダーしたもののほうがおいしそうに見えた20代女性は、「友人とランチに行った時に、私はハンバーグを注文しました。友人はシーフードピラフを頼んだのですが、実際に運ばれてくると友人のピラフがとても美味しそうに見えてしまいました。そして『私もピラフを頼めばよかった』と、少し後悔したんです」と当時を振り返る。
最終的にはハンバーグも大満足だったようで、「しかし実際に食べてみるとハンバーグもおいしかったので、そんな気持ちは消えていきました。ただやはりピラフも気になるので、次にこのお店に来る機会があれば頼んでみようとは思っています」と語った。
■他を気にしないように
他のテーブルを意識しないようにしている30代男性は、「私は他のテーブルの料理を、あまり見ないようにしています。目に入るとどうしても気になってしまうので、自分が注文したものにだけ集中するようにしているんです。食事前に迷いが出ると、おいしく食べられなくなってしまうような気がするので…」と語る。
さらに続けて、「とくに自分へのご褒美として少し高めのお店に入ったときには、変な後悔はしたくはないですからね。自分が頼んだものを心から満足して食べたいので、周囲にいる人の料理のことは気に留めないようにしています」とも話していた。
■気になるけれど聞けずに…
Xでは隣の料理を見て後悔したことのある人から、「韓国料理屋で、チーズダッカルビ定食を。しかし注文してから、隣のテーブルに運ばれたサムギョプサルを見て少し後悔」や「隣のテーブルに運ばれて来る料理を見て、やっぱり名物料理を頼んでおけばよかったって後悔」などの投稿があった。
隣の料理が気になるものの聞く勇気が出ない人も多いようで、「隣の人が食べていた鳥肉らしき料理もおいしそうだと思いメニュー探すも、それらしきものは見当たらず。でも『なにを食べているんですか』みたいなことを聞ける勇気もなし」とのポストも見られた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女702名