世界が誇る高級食材・黒トリュフ、高尾山で見つかってしまう… 「ご利益ありそう」驚きの声続出
世界三大珍味の一つ、トリュフが東京・高尾山にあった。発見時のことを取材した。
■黒トリュフ発見時の様子
改めて、黒トリュフが見つかった際のことを聞いた。高尾登山電鉄株式会社の担当者は、「時期的には今年になってからです。きっかけは園内整備(日常的に行われている枯葉掃除など)の作業中です」と説明する。
昔から高尾山に黒トリュフがあったかは不明だが、奇跡的な大発見と言えよう。高尾山さる園のブログによれば、2個の黒トリュフのうち1個は国立科学博物館で標本として収蔵されることになったという。
もう1個はどこかで展示するのだろうか。こちらの質問に関して、担当者からは「しておりません。展示等に関しては、未定です」という回答が。
高級食材なだけに扱いには慎重になっているのだろう。
■動植物の採取は禁止
高尾山は1967年に明治100周年記念事業の一つとして、国定公園に指定されている。5,000種類の昆虫と1,300種類の植物がある自然豊かな場所を守るため、国定公園ではすべての動植物の採取等が禁止されている。万が一、トリュフを見つけても採らないように。
高尾山に限らず、山の中にはまだ我々の知らない世界が広がっているのかもしれない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)、『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(同系)、『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)