田中みな実、美しさを更新し続ける「美のカリスマ」に変貌を遂げた理由：顔相鑑定
顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、タレントの田中みな実さんを鑑定。
顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は放送中のドラマ『ギークス 〜警察署の変人たち〜』（フジテレビ系）に出演している田中みな実さん。
ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の“ギーク”（賢いオタク）が、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決するオリジナルドラマ。田中さんは、心理分析のプロである産業医・吉良ます美を演じています。
また、二宮和也さん主演のドラマ『ブラックペアン シーズン2』（TBS系）にも出演。治験コーディネーターの椎野美咲を演じています。
■女優・田中みな実
女子アナ（TBSの局アナ）からフリーアナウンサーになって10年の田中みな実さん。写真集が大ヒットになるなどタレントとしても人気ですが、今や女優業が中心で「女優」の肩書きが1番しっくりきます。
“ぶりっ子”女子アナ時代、男性からはアイドル的な人気があった反面、女性からは嫌われてしまい『週刊文春』の「嫌いな女子アナ」ランキングでは上位の常連でした。それが、今では「女性が憧れる」美のカリスマに変貌を遂げました。
今回はその理由を、田中さんのお顔の変貌を分析しつつ探ってみます。
■女子アナ時代のぶりっ子キャラ
TBSの局アナ時代は、口先をちょっと突き出すような「アヒル口」の表情をよくしていました。この頃はちょうど「アヒル口がかわいい」という“アヒル口ブーム”で、田中さんもこれにより「ぶりっ子キャラ」を作っていたのだと思います。
ただ、アヒル口というのは本来、子供が甘えた時にする表情で幼児性の表れです。私は「男のアヒル口は10歳まで、女のアヒル口は20歳まで」と言っていましたが、大人がやると「あざとい」印象になります。
また、アゴが小さく、それも子供っぽい印象を作っていました。
■TBS退職直後は「硬い顔」だった
私が2016年に『田中みな実あったかタイム』（TBSラジオ）にゲスト出演した際は、小顔でしゅっとして鼻が高く、目ヂカラの強さが印象的でした。TBSを退職して間もない頃で、気合が入った「硬い顔」をしていました。
また、対談中、ご本人も言っていましたが「だんだんエラが張ってきた」と。当時彼女は29歳。TBS入社後の20代前半から、厳しいテレビの世界で歯を食いしばって生きてたことで、エラやアゴがしっかりしてきたのだと思います。
■アントニオ猪木との共通点
そして37歳の今、美しさを更新中です。肌の透明感が素晴らしく、若々しい肌をしています。「若々しい」にはいろんな意味がありますが「年齢が若く見える」ではなく「健康的で瑞々しい」のです。
若作りしたものではなく、年相応に落ち着いていて、それでいて「若々しい」印象を与える理想的な美しさです。食生活を中心に美容と健康に人一倍努力しているのでしょう。
また、2020年、女優への本格挑戦のために事務所を移籍しました。アントニオ猪木さんが引退した時の伝説のスピーチ『道』の直前に「人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに年老いていくのだと思います。」と言っています。
田中みな実さんも30歳を過ぎてからの「女優へ挑戦」があったからこそ、若々しい顔で、女性としてますます魅力的になっているのです。
◆池袋絵意知
観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』（明日香出版社）『顔相恋占い』（池田書店）『あなたは何顔美人？』（WAVE出版）など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。
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（取材・文／Sirabee 編集部・池袋絵意知）
