ひろゆき氏、“小学生2人に賠償命令”判決に持論 「やってはいけない」「学校の問題なんじゃ…」
小学生2人にぶつかり転倒骨折した80代女性が損害賠償を求めた訴訟。ひろゆきさんは判決の内容に異論。
■「小学生がグラウンドを走るの当たり前やん」
遡ること2019年11月、滋賀県草津市立の小学校のグラウンドで当時小学6年の男性2人が追いかけっこをしていた際、グラウンドゴルフ愛好会での活動に参加するために来ていた80代女性とぶつかり、女性は転倒して太ももの骨を折る怪我を負い、小学生らに約725万円の損害賠償を求めた訴訟。この判決で、大津地裁は小学生2人に約88万円の賠償を命じました。
この報道を受け、ひろゆきさんは自身のXで「小学生がグラウンドを走るの当たり前やん、、、子供が校庭を自由に走り回るより、高齢者の愛好会を優先する国」と判決内容を皮肉ったポストを投稿しています。
■保険のおりない相手を校内に…「判断をした奴が悪い」
今回の配信でも、これについて聞かれたひろゆきさんは「そもそも論、子供が学校に行ってなにかお金を払わないといけない、という状況を作るべきではないと思ってるんですよ」とコメント。
なかには「ルールを守らない人は責任を負うべき」との意見も見られますが、ひろゆきさんは「それは大人がやった場合はそうです。ただ、子供というのは基本的に責任を負うべきではないです」と考えを述べます。
つづけて「僕が知る限り一般の学校は、学校が入る組合保険みたいの入ってる」と、子供同士の怪我や子供と職員間での怪我は保険適用だと説明。つづけて「学校と関係のない人と事故を起こした場合は、保険はおりないので『学校の関係のない人を校内に入れた』という判断をした奴が悪いと、僕は思っているんすよ」と持論を展開しました。
■「なんで許可したの? 学校」
学校側の現状は「子供が下校したあとに、グラウンドの使用を可能」にしたといいますが、事故が起こった当時は、明確になっていなかったことにも触れ「子供が学校にいる状態で、保険が適用できない人を中に入れるなって話」「子供は責任を持てないと考えると、なんで許可したの? 学校。僕は学校の問題なんじゃないかと思うんすけどね」と伝えます。
また「空いているグラウンドは地域の人が使ってもいいじゃないか」との意見には理解を示しつつも、「どんなときでも、小学校は小学生を優先すべきだと思う」と話し、「裁判官の判断はいかがなもんかな~と思ってます」と子供に責任を負わせるという判決に疑問を呈し、「やってはいけないと思う」と述べました。