エアコンの風向きを「ある方向」にすると… ダイキンが明かす節電術が目からウロコ
エアコンの風向きを変えることで節電につながる可能性が。ダイキンの調査結果が何とも興味深い。
■風向きを「ある方向」にすると…
続いて、エアコンの風向きについて。こちらも条件によって異なるものの、「水平」の風向きで興味深いデータがあるという。
広報担当者は、「エアコンの冷房運転時の風向『ななめ下』と『水平』の消費電力量を比較した結果、『ななめ下』が3.76kWh、『水平』が2.77kWhとなり、風向『水平』のほうが、消費電力量が約3割少ないという結果になりました」と話す。
これまで、風向きを意識していなかった人は参考にしてほしい。
■「余計な電力消費を抑える」
「水平」が効率良く部屋を涼しくさせるのには、理由があるという。
広報担当者からは、「一般的なエアコンは、高い位置にある室内機内部の温度センサーで室温を判断します。天井に暖気がたまっていると、床付近が十分涼しくなっていても、エアコンはさらに部屋を涼しくしようと必要以上に運転してしまいます」「風向を『水平』にすると、冷たい風が天井付近から床方向に自然に下りていくので、余計な電力消費を抑えながら、部屋全体を涼しくすることができます」というコメントが得られた。
ダイキンの検証結果も参考にしつつ、「エアコン節電術」を活用してほしい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)、『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(同系)、『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)