ひろゆき氏、アメリカ・バイデン大統領の撤退表明は“逃げ” 「1ヶ月前なら英断だけど…」
次期大統領選挙からの撤退を正式に表明した米バイデン大統領に対し、ひろゆき氏は厳しい評価を下す。
日本時間22日未明、アメリカ・バイデン大統領が、11月の大統領選挙から撤退することを表明した。大国の指導者の決断に世界中が揺れる中、実業家のひろゆき氏がこの判断を「逃げたとしか見えない」などと分析した。
■ついに撤退を表明
バイデン大統領は日本時間午前3時すぎ、自身のXに英文で「私は指名を受けないことに決め、残りの任期中は大統領としての職務に全力を注ぐことにしました」などと投稿。
前回2020年に続き、対立候補である共和党・トランプ前大統領と一騎打ちの大統領選が再び繰り広げられると思われたが、事態は急展開を迎えることとなった。
投稿内ではさらに、自身が指名したカマラ・ハリス副大統領を高く評価し、「今日、私はカマラが今年の党の候補者になることを全面的に支持し、支持したいと思います」と事実上の後継者に指名している。
■「1ヶ月前なら英断だけど…」
世界中を驚かせたこの投稿に対し、ひろゆき氏は引用ポストで「トランプ氏暗殺未遂事件でトランプ氏の支持率が圧倒的になった所で大統領選挙を降りるバイデン大統領」と現状を分析。
バイデン大統領は言い間違いや健康不安説から高齢による衰えがささやかれていたが、この点も「ウクライナのゼレンスキー大統領をプーチンと呼んだりして、周りから『大統領選降りろ』と言われ続けても降りなかった」などと指摘する。
そして、負けを悟ってから撤退表明したとして「1ヶ月前なら英断だけど、今や負けるから逃げたとしか見えない」と厳しく評した。
■フォロワーの見方は分かれる
ひろゆき氏の分析に対し、フォロワーからは「確かに最後美しくなかったですね」「遅きに失した感じですね」「タイミング悪すぎですよね」など、共感が寄せられている。
しかし、「勝つために降りて勝てる人を出すということです。英断ですよ」「戦略とも思えますが」「逃げた訳では無いと思いますけど 勝つ道を探して動くってところはアメリカ凄いなって思います」などと反論も多く、見方は分かれている。
もし民主党候補に選ばれて選挙に勝てば、史上初の女性大統領となるハリス副大統領。トランプ前大統領の返り咲きにしても、どちらにせよ大きな話題となりそうだ。