デーブ・スペクター、兵庫県・斎藤元彦知事を得意のダジャレで風刺 傑作ぶりに賞賛「久々のホームラン」
職員を自殺に追い込んだことや、パワハラ・収賄疑惑で県民外からも批判を浴びている兵庫県・斎藤元彦知事。これに対するデーブ・スペクターお得意のダジャレが“傑作”だと話題だ。
県民外からも批判を浴びている兵庫県・斎藤元彦知事について、タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが19日更新のXで言及。お得意のダジャレで風刺したところ、今の状況にぴったりな皮肉が効いているとして賞賛を集めている。
■職員が告発ののち自殺
斎藤知事はことし3月、知事のパワハラや収賄を告発する文書を報道機関に送った元西播磨県民局長に対し、「嘘八百」「業務時間中に文書を流すのは公務員失格」などと反論。県の内部調査でも事実無根とされ、元局長は停職3カ月の懲戒処分を受けた。
これを受け、元局長は証拠の音声データや「死をもって抗議する」といった趣旨の遺書を遺し、今月7日に自殺。文書内の告発も事実であったことがわかり、県議会は調査のための百条委員会を設置した。
■告発音声を認める
19日午後1時半からはこの百条委員会が開かれたが、開催直前の同日午前、斎藤知事は県庁での囲み取材で音声データが自身の発言だと自認。「ワインを受け取った」などと収賄の事実も一部認め、辞職が濃厚と見られている。
こうした状況の中、デーブはXに「兵庫県知事に一言→実るほど垂れましょう、神戸を」と投稿。
実りのいい稲穂は重みで垂れ下がり、まるで頭を下げているように見えることから、学のある人間は他人にも謙虚になることを意味することわざ「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」を引用したダジャレをつづった。
■クオリティに「久々のホームラン」
いつも通りの何気ないダジャレだったが、兵庫県神戸市と頭(こうべ)や、まさに頭を下げる必要のある斎藤知事に皮肉が効いているとして、今回のネタは好評を博している。
フォロワーからは「うまい!」「綺麗に決まりましたね。お見事」「久々のホームラン」「初めてうまいと思った(笑)」といった声が寄せられ、風刺ネタとして高い評価を受けたようだ。
■主な相談窓口
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