『虎に翼』イマジナリー花江のパワフルさは“新しいタイプ”? 「最強」「頼もしい!」理由は…
16日放送のNHK朝ドラ『虎に翼』で猪爪一家が“イマジナリー”で登場。なかでも花江(森田望智)には、「新しいタイプのイマジナリー」の声があがり…。
■花江の幻影が登場
新潟地家裁三条支部赴任のため、娘の優未(竹澤咲子)を連れて引っ越した寅子。家庭を顧みず優未との間にできた溝をなかなか埋めることができずにいたある日、花江ら猪爪家の面々から手紙が届く。
顔をほころばせながら読む寅子だったが、「こちらは皆元気です」という報告のあとには「さてここからが本題。手紙には『仕事も優未のことも手を抜かず全力で完璧にこなします』とありましたね。トラちゃんあなた何もわかってないわ」との言葉が。
お小言の気配に思わず手紙から目を逸らし、「そろそろ夕飯の支度しないと」と立ち上がろうとすると寅子の隣に花江の幻影が登場。
「最後まで読む!」と寅子の手を引っ張って座らせ、離れた場所に座っている優未を気にする寅子の顔を両手で挟んで自分の方へ向けながら「トラちゃん、真面目に聞く~」「トラちゃんにしかできないことがあるはず! それを見つけてちょうだい。ねっ!」とアドバイスした。
■「新しいタイプのイマジナリー」
これに視聴者は「イマジナリー花江ちゃん、めちゃくちゃ良い!!」「まさかイマジナリー花江ちゃんに会えるとは思ってなかったから、うれしかった」「イマジナリー花江ちゃん、手紙なのに思った以上の“ここに居る感”」などと沸き、Xでは「イマジナリー花江ちゃん」がトレンド入り。
この日は直明(三山凌輝)、直人(琉人)、直治(楠楓馬)、道男(和田庵)らからの手紙を読む優未の傍にも4人の幻影があり、「猪爪家の顕現力は異能の域に達している」との声が上がったが、花江については「新しいタイプのイマジナリー」だとの声が…。
■圧倒的存在感
これまで寅子の前には亡き夫の優三(仲野太賀)や同僚の小橋(名村辰)が幻影として登場したが、声を発するのみだった。
一方で花江については、「優三さんや発芽玄米(小橋)と違って、イマジナリー花江ちゃんは寅ちゃんに物理的アプローチも可能。最強」「イマジナリー史上最強にパワフル」「故人のイマジナリーより生きている人のイマジナリーのほうが存在感が強い」など一味違う印象を受けた人は多いよう。
また、「まるで傍にいるかのような見抜きっぷりでさすが過ぎる」「花江ちゃんさすが。自分で気づかないと意味がないっての分かった上で釘だけ刺すのも」「ちゃんと向き合せようとする強さまである。さすが花江ちゃん、頼もしい!」と安心感を抱く人も。
なかには「今に、霊界との壁も越えてイマジナリー優三さんも召喚しかねない勢い。『ほら、優三さんからも言ってあげて!』とか」との声もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)