ひろゆき氏、ウクライナ人道支援で過去2回・計500万円寄付していた 皮肉コメントに「煽り散らかしていて好き」の声
ウクライナとロシアの戦争に言及した西村博之氏。寄付していたことを明かし、ユーザーの反響を呼んだ。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が16日、自身の公式Xを更新。ウクライナへの人道支援で500万円寄付していたことを報告した。
■ウクライナの戦争に言及
ひろゆき氏はきのう15日にロシアのウクライナ侵攻によって起きた戦争に言及したポストを投稿。
「トランプ氏が大統領になると、ウクライナへの支援も薄くなる。長期戦にすればロシアの勝ち。欧州も支援しても意味ないかも、、となるので、短期で和平にする方向に傾く」と、今年11月に行われるアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が当選したときの結末を予想した。
■ユーザーの問いかけ
一夜明けたきょう16日、この投稿に1人のユーザーから「独裁侵略国家が得するなんてトランプは許すかもしれないがEUや日本は許すと思うの? もしこれを見習って中国が台湾・沖縄・九州に攻めてきたら沖縄・九州ぐらい中国に与えて停戦しようなんて米国やEUが提案したとして日本はのむと思うの?」と問いかけられる。
これにひろゆき氏は「『正義には金が掛かる』 独裁侵略国家を許さない為のコストが欧米に掛かってきて、ハンガリーなどはウクライナ支援に後ろ向きだったりします」「正義の為に金払うのはもう無理という人が増え続けてるのです」と、支援の費用がかさむことを指摘。
すると、今度は別のユーザーから「ひろゆきさんは『中国が沖縄/九州に攻めてきても見捨てろ』とのことです。フランス在住は気楽で良いなぁ」と皮肉をつづったコメントが送られた。
■ひろゆき氏「500万円ほど寄付しました」
ひろゆき氏はこのコメントにも反応。「侵略された国が泣き寝入りになるべきではないと思ったので、ウクライナの人道支援に500万円ほど寄付しました」とつづり、1枚の画像をアップ。
日本赤十字社のウェブページで、寄付の手続きが完了したことを示す画面だった。寄付目的の欄には「ウクライナ人道危機救援金」と記載され、昨年1月に100万円、同年2月に400万円寄付したことが示されている。
この画像を見せたひろゆき氏は、皮肉のコメントをしたユーザーに「非難されてるあなたはおいくらでしたか?」と返した。
■「素晴らしい」「凄いです」
ひろゆき氏のポストを見たユーザーからは、「行動で示すのが素晴らしい」「ウクライナの方々がこのお金で温かいご飯を食べられたら良いな」「500万、凄いです」「身銭を切るなんて素晴らしすぎます」と反響が寄せられた。
「誰かのためになるマウント」「煽り散らかしていて好き」といったコメントも見られる。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)