スマホに向かって飛んでくる激ウザ「コバエ」 神アイテムで全滅させた戦いの記録
部屋を飛び回るコバエ。ウザすぎる奴らを手軽に殲滅せんと欲した記者は…。
この時期、突然部屋を飛び回り始めるコバエ。生ゴミもないし掃除もしているはずなのに、なぜか自分の周りだけをブンブン飛行し、癒しの時間を邪魔してくる最悪な存在だ。そんな時、ぜひ試してもらいたい方法を紹介する。
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■なぜか記者と光る物に執着
梅雨シーズン、毎年部屋に出現するコバエ。小さくてすばしっこく、蚊のよう手で倒すことが難しく、誰もいない部屋で一人“柏手”を乱打していたSirabee記者。侵入経路は、おそらく先日青果店で購入した「おつとめ品」のとうもろこしか、単純に網戸の隙間だ。
コバエ駆除スプレーを部屋に向けて散布するも、一時間もすると別個体が優雅に飛行している。光る物を好むのか、PCモニターやスマホ、さらには遊んでいるSwitchの画面に向かって飛んで来る。
なんで自分の周りだけに集まるのか。「そんなに俺は臭いのか!」と瞬間的に手が出てしまい、画面をバシンと叩く独り身の絵面は相当悲しい(しかも倒せていない)。
■箱開けた瞬間に一匹入り込む奇跡
一族随一の害虫キラーである兄に話すと、「死んだおばあちゃんかもね」と不謹慎ジョークを混ぜつつ「これまで効いたなあと思ったのは“めんつゆトラップ”とコバエがホイホイ。捕まったコバエを見ると“駆除した”感が高まって精神的に安定する」とアドバイスをくれた。
めんつゆトラップとは、器に入れためんつゆに酢と食器用洗剤を数的垂らしたお手製の殺虫システム。これもかつて試し効果を生んだが、数日経って腐っためんつゆをソファにこぼすという大失態を起こしてから計画を中断していた。
というわけで早速、件の「コバエがホイホイ」(アース製薬)を購入。外箱を開けた瞬間、偶然コバエが中に入り込み、早速1匹駆除した。箱には殺虫効果が全くなく完全な奇跡なのだが、なんとなく幸先が良い。
■皮脂を塗り込む
密封フィルムを開けると、毒餌ゼリーから発せられた黒酢のような、汗臭いような香りが漂う。これがコバエを誘引する。
容器は製造元のアース製薬が研究を重ねたデザインになっており、コバエが好きな赤色、そして止まりたくなる先端、歩きたくなる誘導路、そしてもぐりたくなる角切りゼリーで虫たちを魅了する。
記者はさらに効果を高まらせるため、手で自らの顔をぬぐいその皮脂を容器の外側に塗りつけた。虫たちはコバエがホイホイを記者と思い込み、集まってはゼリーを食べるのである。効果は不明だが、コバエが記者の匂いを好んでいるのなら、この作戦は少なからず意味を持つ。
■簡単に撃退してしまう
設置から1日、蓋を開けるとすでに4匹が罠にかかり絶命していた。観察していたら1匹中に入り込んだので、手で穴を蓋して、シャカシャカ容器を振りさらに1匹討ち取ることに成功。
それから2週間、結構な数を倒したが、ゼリーがやや乾燥し効果が薄くなった気もした。そこで兄がさらにアドバイスしてくれた毒餌ゼリーの「コバエがホイホイ詰め替え用」を投下。入れると再び黒酢の香りが漂い、また初日と同様の効果を生んでくれる。…詰め替え用も、併せて購入することを強くおすすめしたい。
約2週間にわたるコバエとの戦い。発生源から考えるようにした結果、網戸にすることをやめて侵入経路を遮断。7月15日現在、記者の家にはコバエが1匹もいなくなった。コバエに悩める読者諸君、ぜひ一回試してみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)