坂本勇人の“ショート復帰の可能性”を宮本慎也氏が分析 「その時のベストを考えると…」
調子が上がってきた読売ジャイアンツ。宮本慎也氏は2軍調整中の坂本勇人がショートで1軍復帰する可能性を指摘する。
■宮本氏が巨人打線を語る
宮本氏が10日終了時点で首位に立っている読売ジャイアンツについて語った今回の動画。
同氏は巨人好調の要因について「1番丸佳浩・2番吉川尚輝・3番ヘルナンデス・4番岡本和真・5番大城卓三」と打順が固まってきたことを挙げる。
そして「ここに坂本がどんな状態で戻ってくるかですね。これが良い状態だと、ポディションを動かさなければいけない」と語った。
■坂本選手復帰後はショート?
さらに宮本氏は「もう1回ショートをやるという話になるのかな、とか。そうすると大城と岡本は動かさなくて良いんですよ」と坂本選手復帰後の内野陣に言及。
続けて「ショートが今、どうしても弱いので。門脇(誠)と泉口(友汰)でどっちかみたいなんで。そうなると守りの部分で残り半分、50、60試合を坂本にショートをやらせるのか。それともコンバートしているのでサードにするのか」と解説した。
■坂本選手がサードに戻ると…
坂本選手がサードに戻った場合の布陣について「坂本をサードに戻したら、岡本と大城を使いたかったら、岡本はレフトですよ。ポディションを動かすのも落ち着きがなくなるので、阿部慎之助監督がどういうふうにして考えてるのかな。注目ですね」と宮本氏は語る。
岡本選手のレフト起用には「4番打者で、中心選手のポディションをコロコロ変えるのはどうなのかなと。ただ、そのときのベストを考えると、動かさざるを得なくなる場合もある」と持論を展開した。
■岡本選手がレフトに回る?
2軍調整中の坂本選手は昨年、原辰徳前監督の勧めもあり、サードにコンバートされた。
1軍復帰後もサード起用の場合、1塁で出場中の大城選手が捕手に戻り、岡本選手がファーストに回る、あるいは大城選手は1塁そのままで、岡本選手がレフトを守るという布陣が想定される。
また、宮本氏が提言する坂本選手のショート復帰や、代打としての起用も。悲願の優勝に向け、阿部監督はどのような決断をするのだろうか。