様々な意見もあるが… 約3割が「栄養補給」のために飲んでいるもの
食事だけではなく、他のもので栄養補給をしている人もいるようだ。
健康志向が高まり、食べるものに気を遣っている人も増えている。なかにはサプリメントを飲んで、栄養補給をしている場合もあるようだ。
■約3割「サプリメントを飲む」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に実施した調査では、全体で33.9%が「サプリメントを飲むようにしている」と回答した。
健康への関心がある人のなかには、サプリメントで栄養を補っている人もいるのかもしれない。
■食生活が乱れたので
食生活の乱れを補うためにサプリメントを飲んでいる30代女性は、「私がサプリメントを摂取し始めたのは、仕事が忙しくて食生活が乱れがちになったことがきっかけです。とくにビタミンとミネラルが不足していると感じるようになり、マルチビタミンのサプリメントを取り入れることにしました。それからずっと、飲み続けています」と話す。
サプリメントを飲むのが習慣になっているようで、「サプリメントの効果はあるのかは、自分ではあまりわかりません。ただ飲まないと、心配な気持ちになるんです」と続けた。
■ふらつきがあったので
鉄分のサプリメントを飲んでいる40代女性は、「私は一時期、ふらつきを感じることがあったんです。きっと鉄分が足りていないと思い、そこから鉄分のサプリを飲むようになりました。普段の食事だけでは、なかなか補いきれない栄養素ですからね。それから、ふらつきは感じていません」と語る。
ただサプリメントに対して過信はしていないようで、「もちろんサプリメントだけが、元気と取り戻せたきっかけではないとは思いますが…」とも話していた。
■サプリメントは補助的な役割
一方でサプリメントの摂取には懐疑的な40代男性は「サプリメントに頼るのではなく、バランスの取れた食事を心掛けるべきだと思います。サプリメントだけで栄養を摂っているだけでいいのであれば、極端な話、食事の必要がなくなってしまいますからね」と述べた。
サプリメントは補助として使うべきだと考えているようで、「サプリメントはあくまで補助的なものなので、まずは食事を見直すべきだと思います」と語った。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女622名