二宮和也は犬顔 ゴールデン・レトリバーの幼犬にも老犬にも見える理由:顔相鑑定

顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、嵐の二宮和也さんを鑑定。

池袋絵意知

顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、2018年に放送した人気ドラマの続編の、7月7日にスタートした『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)で主演を務める嵐の二宮和也さん。

二宮さんは、手術の技術は天才的な世界的な外科医・天城雪彦を演じます。その手術を受けるには二者択一の運試しで勝つしかなく、財産の半分を賭け金に要求するため、オペ室の悪魔”と呼ばれています。


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■ドラマの役作りで白髪に?

嵐・二宮和也

この原稿は初回放送前に書いているため、ドラマのホームページで役柄のビジュアルを見たところ白髪頭をしていて驚きました。「相関図」のページを見ても、童顔の二宮さんには全然似合っていない白髪です。

「どういうこと?」と調べたところ、シーズン1から続投の竹内涼真さん、葵わかなさん、小泉孝太郎さん、内野聖陽さんは1と同じ役。二宮さんは1で演じた渡海征司郎とは別の新しいキャラクター。その役作りでやっていることがわかりました。

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■何かのコスプレをしているよう

白髪ではなく“銀色に染め上げたシルバーヘア”とのことですが、木村拓哉さんが似合っていたシルバーメッシュや『教場』(フジテレビ系)での「冷徹な白髪の警察学校のカリスマ教官」の役作りとは違ってとにかく変です。

予告映像を見ても、白髪隠しで金髪に染めたものの髪が傷んでしまった「貧乏若作り」のようで、「天才医師は神か悪魔か?」と言われても二宮さんが何かのコスプレをしているようにしか見えません。

髪が伸びた小堺一機さんのようにも見えました。

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■顔と髪がチグハグで違和感が…

かつて私は二宮さんをゴールデン・レトリバー系の「永遠の犬顔」と称しましたが、童顔からは幼犬のような顔に、艶のない毛からは老犬のような顔に見えます。顔と髪がチグハグで違和感を覚えるのです。

二宮さんのお顔は、輪郭がほどよい面長の卵型で、パーツの配置は平均型。丸顔でパーツの配置が下型のような典型的な童顔ではありません。それなのに童顔に見えるのには、3つの理由があります。

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■41歳とは思えない童顔

守ってあげたくなる子犬のような眼差し、サンリオのキャラクター「ポムポムプリン」のように口角がくるんと上がった「ナチュラル笑顔」。そして、元気のない髪とは真逆のシワのない若々しい肌です。

この3つが揃うことによって、41歳とは思えない童顔を作っていました。

“チームブラックペアン”が繰り広げるメディカルエンターテインメント。天城雪彦の年齢設定が気になるところですが、「木村拓哉はどんな役でもキムタク」と言われるように「二宮和也はどんな役でも二宮和也」を楽しむドラマなのかもしれません。


◆池袋絵意知

観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)『顔相恋占い』(池田書店)『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。

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(取材・文/Sirabee 編集部・池袋絵意知

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