夏のワークマン新商品に仏教界が激震、一体なぜ… 全国の僧侶から「夢叶った」と感動の声
ワークマンが新たに販売した「リラックス作務衣セット」を受け、仏教界が激震。僧侶たちの6年越しの思いが実を結び、感動の声が上がっている。
■近年戻ってきた「需要」と言えば…
商品化の経緯について、ワークマン担当者は「近年の、祭り需要が戻ってきたことによります」と説明する。
元々、ワークマンでは以前より「地下足袋」を含む祭り用品を長年取り扱ってきたという下地があり、その中で「ワークマンで作務衣を開発してほしい」といった声を受け、商品化に至ったという。
その強みについて、担当者は「圧倒的な低価格と、長年の祭り用品販売で培ったシルエット、機能性などのノウハウを集約した点に尽きます」と、矜持の感じられるコメントを寄せてくれた。
ということは、吉田さんをはじめとする「僧侶勢」の声が発端というワケではないのだろうか…?
■すぐに入手すべき理由があった
こちらの疑問に対し、ワークマン担当者は「お客様の声を基に開発するため、カレー坊主様(吉田さん)たちのご意見にも、少なからず影響を受けております」と、笑顔で回答。
この度は、こちらの要望に対応していただき、誠にありがとうございます。心より深く感謝申し上げます。
特に、ユーザー目線を大切にしていただいている点に関しまして、ファンを代表して厚く御礼申し上げます。尚、私、次回以降いつでも作務衣の着用モデルいけますがんばりますよろしくお願いします https://t.co/Y3QIcXCKDg
— カレー坊主 (@curry_boz) July 4, 2024
実際、ワークマンの公式Xアカウントは吉田さんに「大変お待たせしました」とコメントを送っており、こちらを受けて吉田さんも御礼の言葉と共に「私、次回以降いつでも作務衣の着用モデルいけます。がんばります。よろしくお願いします」と抱負を語り、完全にノリノリである。
吉田さんは「袖口がゴムで絞ってある作務衣は実用性が高く、さすがよく考えて作ってあると感動した次第です」と、僧侶ならではの視点からも絶賛しており、そのクオリティは間違いなさそうだ。
なお、同商品は新業態店舗(ショッピングセンターのワークマン店舗)、「#ワークマン女子店舗」、および一部店舗のみでの販売となる点に注意。店舗在庫を確認し、近隣のワークマンで店舗で取り置きのうえ来店するのが安全だろう。
また、担当者曰く「今後の販売の状況によって、次回以降の再販や新作の商品化も検討しています」とのこと。限定生産数なので見つけたら迷わずゲットし、僧侶たちの6年間の思いを全身で感じよう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)