武井壮、女子高生が救助に活用した「Live119」に感銘 「救命率が高まると思う」
2人の女子高校生が喉を詰まらせた高齢女性を救助する際に「Live119」というシステムを活用したことが話題になりました。
25日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、「Live119」というシステムを利用して高齢女性に応急処置を行った2人の女子高校生に感謝状が贈られたことが報道されました。
119番通報などの緊急時に「音声・映像情報を共有するシステム」を使用した人命救助について、タレントの武井壮さんも「すごくいいですよね」と称賛しています。
■指令員と情報共有しながら救助
「Live119」とは、通報者にスマートフォンで現場を撮影してもらうことで救命措置などを具体的に指示できるというシステムで、東京消防庁では2020年から導入しています。
2人の女子高校生は、飲食店で食べ物を喉に詰まらせた高齢女性に「救急車を呼んでください」とお願いされて119番通報したということ。
システムには当時のやり取りが残されており、指令員が「詰まっているものを出していただきたいんですけれども左右肩甲骨の間。手のひらの付け根で強く連続でたたいてください」と指示する様子が確認できます。
■映像を共有することで情報を把握
指示通り背中をたたき始めた女子高校生に対し、指令員は「今お使いの携帯電話の番号にURLを送りましたので、そちらの映像を見せていただきたいんですけれども…」と映像を共有して指示を出しました。
現場にいる人々で対応しているうちに、救急隊が到着し女性は救助された模様。今回「Live119」を活用したことで、映像を使って現場と指令員双方が情報を把握できたそうです。
指令員は応急処置をする人たちに「お水を飲ませないようにしましょう」と声をかけており、より深刻な状況になることを防いでいました。
■現場と救急のプロを繋げる
2人の女子高校生は「予測ができていなかったことなので不安もあったですし怖かったんですけど…」「Live119で指示されながらだと不安がないというか、そういった面ですごくありがたかったです」と、語っています。
谷原章介さんは、「現場と救急のプロを繋げるシステム、すごいですよね」とコメント。
武井さんも、「すごくいいですよね。救急の方々はリアルな映像を見て判断ができて、正しい指示が与えられて…」と、画期的なシステムに感銘を受けているもようでした。
■武井壮は「救命率が高まると思う…」
さらに武井さんは、「我々も急にこういうところの現場に立ち会うとやっぱりパニックになることはあるんで…」と推察。
実際に救命する立場になった時を想定して、「専門家の意見を、映像を見せて、つぶさにもらえるということで、救急車を呼ぶっていう時も、呼ばれるまで到着するまでの時間を有効に使って救命率が高まると思うんで、どんどんこういうシステムが広がっていくといいですね」と期待を寄せました。
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(文/Sirabee 編集部・星子)