エレベーターで、“アレ”をしない人に約3割がイラッと 杉浦太陽も「苦手かも…」
スマホを手に持っていても… 複数人でエレベーターに乗ったときは、気をつけたい問題。
■ボタンの前で、スマホに夢中
注目を集めたのは、杉浦さんが今年4月に自身のYouTubeチャンネル『たぁちゃんネル』で公開した動画の一幕。
杉浦さんは、あるエレベーターでの出来事を振り返り、そこには、行き先階ボタンの前に1人先に乗っていた人がいたそう。
しかし、その人物は杉浦さんとスタッフが乗ってきてもスマホに夢中で「閉」ボタンを押さないため、しばらくドアが開きっぱなしの状態に。
■そういう人は「苦手かもしれません」
結局、最もボタンから遠い位置にいた杉浦さんが「閉」ボタンを押したそうで、「大体こう…ボタンの前の人って、人が入ってきそうやったら開けてあげたり、人が降りたら『閉』押さなあかんみたいな」と杉浦さん。
その後、偶然その人物と同じ階に降りると、すぐ後ろに杉浦さんとスタッフがいるにも関わらず、その人はフロアのガラス扉を押し開けると、後ろにいる人のために扉を押さえたりすることは一切せず、自分だけ先に入って行ってしまったそう。
些細なことですが、杉浦さんは「ちょっとした気遣いができひん人が、苦手かもしれません」 「人に対する思いやりみたいな。全くの他人やけど、何かすごい嫌やった」「そういう人はプライベートでも、他の人にもそうするんかな」と感じたといいます。
■約3割の人が「イラッとする」
この問題について、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女631名を対象に意識調査を行ったところ、全体で26.6%が「ボタンの前にいるのに、『開』『閉』ボタンを押さない人がいたらイラッとする」と回答。
この割合を男女別に見ると、男性24.2%、女性は29.3%でした。
なお、「気付いた人が押せばいいと思う」が最も多く65.8%、「自分も押さないほうだ」と答えた人は7.6%ほど。
■混雑するクリニックに女神現る
ちなみに、エレベーターでのエピソードについて、編集部が話を聞いた会社員の女性(30代)は、健康診断での出来事を回顧。
「そこは大きなビルに入っているクリニックで、各フロアに誘導スタッフが数名いたんです。その中に、ひと際テキパキと動く女性がいて…。
担当患者の対応だけでも相当大変そうなのに、私が更衣室まで戻ろうとエレベーターを待っていたら、すぐ気づいて『◯階(更衣室がある階)ですよね! どうぞ』と、行き先階ボタンまで押した状態でエレベーターを止めてくれたんです。仕事とはいえ、大変な状況でここまで気が回るなんてスゴいなと感心しました」と話していました。
些細なことであり、大半の人はそれほど気にしていない問題ですが、ほんの少し気を配るだけで、お互いがより気持ちよく利用できますね。
この記事は2024年4月19日に公開された記事を編集して再掲載しています。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
調査対象:全国10代~60代男女631名 (有効回答数)