阪神タイガース・岡田彰布監督に高木豊氏が“貧打解消策”を提言 「俺だったら…」
貧打が続く阪神タイガース打線。高木豊氏が考える解消策とは…。
■近本選手の4番を疑問視
高木氏が貧打が続く阪神打線について語った今回の動画。
岡田監督が現在近本光司選手を4番に起用していることについて同氏は、「岡田監督が1番頼れるバッターというふうに思ってるかもわからないけども、やっぱり1番に戻したほうがいい」と指摘する。
続けて「1番に戻して、中野拓夢2番、3番前川右京、4番森下翔太、5番渡辺諒、6番佐藤輝明。こうしたほうがいいんじゃないかな」と提言した。
■近本選手を1番に戻すよう提言
近本選手の4番に「やっぱ1番で力を発揮するタイプ。4番と考えると、相手から見ると少し楽かもわからんな。 1番は相当嫌だろうけども、これが4番に入ることによって、嫌さはなくなるかなという感じがする」と分析。
そして「少し非力な部分はあるけどもね。岡田監督はもう得点圏で打ってくれればそれでいいと思うかもわからないけど、 一発の怖さというのは、やっぱり森下のほうがある。このへんを岡田監督はいつ戻すか。大山悠輔が帰ってくるまで我慢しておくのか。俺は早く戻してあげたほうがいいと思う。近本がおかしくなるんじゃないか 」と岡田監督の起用法を疑問視した。
■佐藤輝明選手の4番起用もあり?
高木氏は「岡田監督もこのままではやっぱりいけないっていうのは、わかってると思うんだよ。(近本選手を) 早く戻してやりたいっていうのは、たぶん岡田監督も一緒の気持ちなんだと思うんだよね」と分析する。
さらに「抜けた穴は、どこで誰がという。自分が信頼している選手しかないんだけど。俺だったら森下になるんだけど、岡田監督のなかではならないんだろうね。それだったら、森下3番、サトテル(佐藤輝明)4番で行ってみるか」と指摘。
そのうえで「サトテルが入るだけで重量感、怖さが増すよ。その効果は良いじゃない?」と佐藤輝明選手の4番起用を進言した。
■13日の試合も近本選手が4番
昨年、打順をほぼ固定していた阪神だが、今季は極度の打撃不振で1年間ほぼフルで4番を務めた大山選手が2軍降格。近本選手を4番に起用し、そのほかのオーダーはほぼ毎試合変化している。
13日の試合では高木氏が4番起用を提言した森下選手が1番で、4番は近本選手に。佐藤輝明選手は相手の先発が左投手だったこともあり、ベンチスタートだった。