仲野太賀、『虎に翼』“優三”のリアルな評判 カメラがない場での「性格」に関係者も驚き
朝ドラ『虎に翼』で「優三ロス」を巻き起こした仲野太賀。そんな彼のカメラが回らないところでの評判はというと…。
■カメラに映らない「性格」に周囲も驚嘆
2000年代は、単発でドラマ出演することも多かった。ただ、仲野の不思議な魅力に気付くスタッフもいたという。
「表情豊かで、メインキャストに挟まれたわずかな出演シーンでも、独特の存在感がありました。全体を俯瞰して、先のシーンのことも考えながら芝居していたようです。一部のスタッフの間では、『アイツ、大物になるんじゃない?』と囁かれていましたよ」(前出・テレビ局関係者)。
当時から、芝居に対してストイックに取り組んでいたようだ。「古い映画を遡って見て、現在の映画界がどんなふうにできているかを勉強したそうです。また、映画監督やテレビドラマのプロデューサーをチェックして、その人達の作品の特徴や傾向を頭に叩き込んでいました。一見、地味に思えることも怠らない仲野さんに驚くスタッフも多かったんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
カメラに映らない場での努力が少しずつ実を結んだのだろう。
■ドラマ、舞台、映画…。朝ドラ後も好調
「優三ロス」が溢れる中、仲野は次の仕事に臨む。7月からドラマ『新宿野戦病院』(日本テレビ系)で女優の小池栄子とW主演を務める。10月からは舞台『峠の我が家』で主演、11月公開の映画『十一人の賊軍』で俳優の山田孝之とW主演を務めるなど、休む間もない。
前出のテレビ局関係者は仲野の活躍に舌を巻く。「長期間撮影する朝ドラの後は、しばらく仕事をセーブするタレントも少なくありません。その点、仲野さんは優三での反響を追い風に、ドラマ、映画、舞台と多くの作品に出演します。今後、ますます彼へのオファーは殺到するでしょう」(前出・テレビ局関係者)。
これからも、仲野は俳優としてスターダムを駆け上がっていくに違ない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)