故障中のコインロッカーに妙な気配、開けてみて驚き… 「岩手の日常」が異世界すぎる

岩手県のコインロッカーが使用不可になった理由が話題に。博物館は「河童が中に住み着いた」と説明している。

2024/06/12 05:45

遊園地やライブハウスなど、手荷物を減らしたいシーンで役に立つのがコインロッカー。現在X上では、とある博物館のコインロッカーが「使用禁止」となった理由に、驚きの声が寄せられているのをご存知だろうか。

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■故障中のロッカーに更なる異変

ことの発端は、とあるXユーザーが2日に投稿した1件のポスト。

「遠野ともなるとロッカーに河童も住む」と、意味深な1文が綴られた投稿にはコインロッカーが写った写真が添えられており、ロッカーの扉部分には注意書きが掲出されている。

遠野市立博物館

その内容は、なんと「故障中のロッカーに河童が住みついたので使用できません」というものだったのだ。

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■「なら仕方ない」と納得の声

「なぜロッカーに河童が…?」と疑問に感じた人も多いと思うが、こちらの注意書きが掲出されたのは、何を隠そう岩手県遠野市の「遠野市立博物館」である。

現代に至るまで、多くの日本人にとっての「遠野」のイメージを決定づけたのは、遠野の佐々木喜善が語った伝承を日本民俗学の父・柳田國男がまとめ、1910年(明治43年)に著した『遠野物語』だろう。

同著には「座敷わらし」や「オシラサマ」といった有名な伝承が多数収録されており、中でも「河童」は同著を代表する存在で、遠野は「河童の聖地」ともいえる空間なのだ。そうした背景もあり、前出のポストは投稿からわずか数日で5,000件以上ものリポストを記録するほど話題に。

他のXユーザーからは「斜め上の理由で笑った」「最近の河童はロッカーに住むのか…」「それなら仕方ないってなる」「河童!? ロッカーで何してるの? 水がなくて皿乾くんじゃ…」「河童は大丈夫なの?」など、驚きの声が多数寄せられていた。

遠野市立博物館

そこで話題のロッカーの詳細を探るべく、遠野市立博物館に取材を実施することに。すると、河童も驚きな衝撃の事実が明らかになったのだ…。

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■この博物館、完全にノリノリである