KADOKAWA関連サイトがサイバー攻撃を受けてアクセス障害 「ニコ動」以外にも発生した“影響”とは…
KADOKAWA関連サイトがサイバー攻撃を受けてアクセス障害が発生。ニコニコ動画ばかりが注目されているが…。
8日未明から、出版大手KADOKAWAにて、外部からの不正アクセスにより複数のウェブサイトが利用できない状態が続いている。ニコニコ動画が接続不可能になっている状況が目立っているが、様々な形で被害が発生しているようだ。
■KADOKAWAグループにサーバー攻撃
8日から発生しているKADOKAWAグループへのサイバー攻撃は現在も継続しており、10日時点でも復旧の目処が立っていない。今回被害を受けているサイトは膨大な量となっている。
中でも注目を集めたのは「ニコニコ動画」だ。現在、ニコニコ動画公式サイトを開くと「ニコニコサービスが利用できない状況について」という文言とともに、ニコニコ運営チームからの状況報告が綴られていた。
■様々な被害が…
じつはそれ以外にも様々なサイトでアクセス障害が発生している模様。ネット上ではKADOKAWAが出資している一部アニメの公式サイトや、書店発注サービスや法人発注Web窓口もサービス停止状態に。
さらに学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校等の教育事業関連サービスでも障害が発生。同校では月に1度レポート提出する義務が課されているが、サービス障害によってレポート提出ができない事態に陥っていると話題を呼んでいた。
いつまで続くか不明なKADOKAWAグループへのサイバー攻撃。ファンからは #がんばれニコニコ運営というハッシュタグで応援の声が寄せられていた。
■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で釣りをすること。
・合わせて読みたい→PayPayで大規模障害発生 ユーザー困惑の中、店員の“神対応”にピンチを救われた報告も
(文/Sirabee 編集部・北田力也)