最強の「ロケ弁」が決定、「大賞にふさわしい」と絶賛された業界御用達の名物カレー
テレビ、雑誌などの撮影現場で提供される「ロケ弁」。その最高峰を決めるアワード「第1回 日本ロケ弁大賞」が開催された。
■「良い仕事の裏には、必ず良いロケ弁」
「日本ロケ弁大賞」は、日本ロケ弁大賞運営委員会が今年初開催し、映像・テレビ制作、広告撮影、雑誌撮影、舞台・公演などのロケ現場で、出演者やスタッフが食べる弁当「ロケ弁」のナンバーワンを決めるアワード。
主催である株式会社くるめし執行役員である永澤雄氏は、「撮影現場の士気を上げることもある、縁の下の力持ち的存在がロケ弁。良い仕事の裏には、必ず良いロケ弁がある。その魅力をクリエイティブ、エンタメ業界の外にも広げ、ロケ弁業界に貢献できればと思い本アワードを企画した。第2回、第3回と続けて行き、もっとスポットライトをあて称えていきたい」と、開催の思いを吐露。
■「現場」経験者たちとロケ弁
品評者の一人であり、元番組制作スタッフだった株式会社ロケグー代表取締役の稲田爽氏は、「(現場を離れ)改めて落ち着いて食べてみると、じつに作り手の気遣いや思いがこもっていることが感じられる。当時はロケ弁選びも番組づくりの一つと考えており、日々の仕事も大変な現場も、弁当のおかげで乗り越えられたと思い出す」と回顧。
同じく品評者であるフリーアナウンサーの櫻井知里氏は、「お弁当きっかけで共演者とも楽屋で会話が盛り上がる。早朝ロケでは、(ややライトな)おにぎりCHAKASの『おにぎりセット』、まい泉の『ヒレかつサンド』なんかが用意されていて、改めて食べるごとにその現場を思い出す。至福の時間だった」と、作り手たちに感謝を述べた。
■「業界人になった」
今回のアワードでは、番組制作スタッフなど“ロケ弁愛用者”の投票によって受賞商品が選ばれ、初代王者には、オーベルジーヌの「ビーフカレー」(1,296円)が輝いた。1日平均で1400食が販売される人気の弁当だ。
また金賞として、浅草今半「牛玉重」、五つ星のり弁坊々樹「鮭ハラス塩焼き弁当」、喜山飯店「お弁当A」、京香「銀鮭西京漬け2段弁当」、SOMY’S DELI「8種野菜のザクザクゴマ醤油サーモン弁当」、CHAKAS「おにぎり2個+惣菜3種類セット」、塚田農場 おべんとラボ「絶品!塚だまタルタル若鶏のチキン南蛮弁当」、とんかつまい泉「ヒレかつサンド」、海苔弁いちのや「名物海苔弁」が選出されている。
ロケグー稲田氏は「どの弁当も甲乙つけがたい中で、どの現場でも外せないカレー弁当が今回大賞のオーベルジーヌ。このカレーを食べると『業界人になった』と思うタレントさん、芸人さん、スタッフさんも多く、大賞にふさわしい」と称賛。各弁当店の代表も登壇・挨拶し、イベントは幕となった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)