大城卓三の守備力を伊東勤氏が分析 2軍降格は「阿部慎之助監督の愛のムチ」
伊東勤氏が巨人・阿部慎之助監督のキャッチャー起用を分析。大城卓三は「悔しさを出してこないとダメ」と提言。
■大城選手のリードは?
大城選手が課題と言われるリードについて伊東氏は「普通にやってくれれば、まあまあだなというところ」と分析。
続けて「彼にはそれ以上のものを求めていかなきゃいけないんですよね。出始めの選手だったら、まあよくやってるになるんでしょうけども、実績ができた選手ですから」と指摘する。
そして「こっちから注文を出される選手じゃなくて、自分から注文を出すような選手になってほしい。たぶんピッチャーに対しても言いたいことを我慢するとかね。そういうタイプだと思うんですよ。自分から発信をしていかなければいけない立場なので。そこを首脳陣はアピールしても良いのではと思っている」と語った。
■現在2軍調整中の大城選手
原辰徳監督時代はレギュラーとして起用されていた大城選手。今季も開幕からスタメンで出場していたが、徐々に小林選手や岸田選手にスタメンを譲ることが多くなり、打撃不振もあり2軍に落ちている。
昨年16本塁打、55打点の打撃力を持つ大城選手だけに、交流戦のパ・リーグ主催試合で指名打者として起用されるという見方もあるが、現在のところ昇格の話はないようだ。