『虎に翼』仲野太賀“優三”の出征シーンで感動呼んだ「異例の劇中歌」 思わぬ勘違いも…
24日放送のNHK朝ドラ『虎に翼』で流れた、異例の“歌詞付き”BGMに視聴者は号泣。ドラマに溶け込むあまり流れていることにすら気づかなかった人も…。
■とうとう優三が出征
この日の放送ではとうとう優三に召集令状が。
寅子（伊藤沙莉）は優三の願いで2人だけの時間を過ごし、優三は寅子へ「帰って来るから、トラちゃんと（娘の）優未のもとに、必ず」と約束する。
出征当日、優未との時間を噛みしめるように優未に顔をうずめていた優三は、寅子から「虎は千里を行って千里を帰る…。五黄の寅生まれの私が力を込めた、お守りです」と無事を祈るお守りを受け取ると「心強いなぁ」と握りしめた。
その後、優三は暗い表情の寅子を笑わせるために変顔をするもうまくいかず「トラちゃんみたいにはいかないな」と苦笑いし、「ありがとうね。トラちゃん」「トラちゃんと優未を頼みます」と皆へ挨拶して去っていく。
■怒涛の感動シーンに「ずるすぎる」BGM
すると寅子は優三を追いかけると渾身の変顔を見せ、優三も目に涙をためながら変顔を披露。「行ってきます！」と歩いていくところで終了する、という怒涛の感動シーンに「息継ぎ忘れてた」「あかん、目から鼻からすごいことに」「ちょっと1人じゃ消化しきれない」と涙腺が崩壊する視聴者が続出。
「今朝の出征シーンは、脚本、演技、演出、音楽、すべての要素が神がかり的としか言いようのない出色の名画の趣き」との声が上がった。
中でも目立ったのがBGMに関するもので、「シーンにマッチして、余計に泣けた」「歌入りの劇伴。今日のはグッとしみた」「流れる曲が涙腺ゆるませるのよずるいよずるすぎるよ…」との声が。
じつは一連のシーンには同ドラマのメインテーマが朝ドラ異例の“歌詞付き”で流れていた。
■「上手すぎると思ったら…」勘違いも
なお歌詞は英語で、日本コロムビアの公式サイトによると歌っているのはスコットランドを代表するバンド“ベル・アンド・セバスチャン”のボーカリスト、スチュアート・マードックとのこと。
タイトルは『You are so amazing』（“あなたはとても素晴らしい”）で「タイトルで泣けるわ」「曲名見て追い泣きさせられました」との声も。
また、曲の入りが自然で情景に馴染んでいたためか「歌が流れてることに全く気づかなかった」という人もおり、「最初優三さんが優未ちゃんあやしながら鼻歌うたってるのかなと、、、」「優三さんの鼻歌bgmに溶け込んでるし上手すぎると思ったらbgmだった」など、優三の鼻歌だと“勘違い”する人も散見された。
