鈴木亮平、「実写化はムリ」諦めムードを壊した役作り ”もっこりダンス”のこだわりに脱帽…
映画『シティーハンター』での冴羽獠役が好評な鈴木亮平。過去には、「実写化はムリ」という諦めムードを打開して…。
■「実写化はムリ」諦めムードを壊した
2013年の映画『HK 変態仮面』 、15年の映画『俺物語!!』、17年のドラマ『銭形警部』(日本テレビ系)など、鈴木は人気漫画の実写化作品で多数主演を務めた。特に、原点となった『HK 変態仮面』は業界内の流れを変えるきっかけの一つになったようだ。
「原作となった『究極!!変態仮面』はパンティを顔に被ったほぼ全裸のヒーローの活躍を描いています。『週刊少年ジャンプ』で連載されていたため、男性人気が高く、際どいキャラクターということもあって『実写化はムリ』という諦めムードがありました。ですが、鈴木さんは15キロ体重を増やしてからトレーニングで洗練された肉体を作り、見事に演じきりました。この作品を機に、『実写化難易度の高い作品は鈴木さんにオファーしよう』という流れができた印象です」(前出・制作会社関係者)。
徹底した役作りが、彼の俳優としての評価を高めたのだろう。
■現場での人柄も好評
巧みな演技力はもちろん、現場での人柄も好評だ。前出の制作会社関係者が続ける。
「他の出演者はもちろん、年下のスタッフも『さん』付けするなど、誰に対しても腰が低く優しいです。撮影現場で、緊張している若手のタレントにも気さくに声をかけ、自然とみんなの輪に引き込んでくれます。鈴木さんがいる現場は明るい空気になるので、スタッフからも好評なんですよ」(前出・制作会社関係者)。
これからも、鈴木は実写化作品でたくさんの人を楽しませてくれるに違いない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)