中尾彬さんが死去 トレードマーク「ねじねじ」名付けたのは最愛の妻・池波志乃だった
俳優の中尾彬さんの訃報が報じられ、Xでも「CMを最近見たのに…」「元気なイメージしかなかった」と驚きの声が。大病を機に、近年では終活にも取り組んでいたという。
■バラエティでも人気に
中尾さんは武蔵野美術大学の油絵科に入学後、1962年に日活ニューフェイスの第5期に合格。しかし絵画を諦められずに大学を中退してフランスに留学した。1964年に帰国して劇団民藝に研究生として入団。映画『月曜日のユカ』でデビューした。
1978年から出演した『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)で、徳川宗春を演じてブレイク。以後も多数の映画やドラマで活躍したほか、バラエティ番組でも人気を博していた。
■「ねじねじ」がトレードマーク
2007年には、風邪が悪化して急性肺炎と横紋筋融解症を併発して緊急入院し、一時は集中治療室に入るなど予断を許さない状況となったこともあったが回復。その後も最近まで仕事を続ける一方で、所有していたアトリエを処分したり、美術品を寄贈するなど“終活”をし、自ら墓をデザインしていることも明かしていた。
プライベートでは、1978年に再婚した女優・池波志乃とおしどり夫婦として知られた。中尾さんはネクタイを嫌い、スカーフやマフラーを首元でぐるぐると巻くスタイルがトレードマークに。このスタイルを池波が命名した「ねじねじ」の名称もおなじみとなっていた。
■驚きの声あがる
中尾さんの訃報に、Xでは関連ワードが次々とトレンド入り。「CMを最近見たのに…」「めちゃくちゃびっくり…職場で声出たわ…」「元気なイメージしかなかった」「テレビって元気な姿しか映さないから…」「終活で『ねじねじ』をずいぶん処分していたと聞いたことがあったが…」と驚きの声があがった。
また、「バラエティで見るようになって、『ダウンタウンDX』とかでの面白さは最高に好きだったなあ」「ねじねじマフラーもやけど、ゴジラ映画の高官を演じるイメージが強かった」「販売員時代に、何度となく接客させていただいたことがあります。いつもご夫婦で仲良くお買い物にいらして、『本物には引き寄せるチカラがあるねぇ』と言って、一番高価な商品をご購入いただいたことも…」と偲ぶ声もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)