『アサクリ』新作、主人公に黒人の侍・弥助が抜擢も賛否の声 誤解している人が多いようで「最善のキャスト」の意見も
『アサシン クリード シャドウズ』で主人公に抜擢された黒人の侍・弥助。ユーザーからは賛否の声が上がるが…。
ユービーアイソフトは、プレイステーション 5/Xbox Series X|S/PC(Win/Mac)用アクションアドベンチャー『アサシン クリード シャドウズ』の最新トレーラーを公開。主人公の侍・弥助に賛否の声が寄せられていると話題を呼んでいる。
■『アサシン クリード』シリーズの最新作
『アサシン クリード』シリーズといえばユービーアイソフトによるステルスアクションゲーム。アサシン教団に属するアサシンとして、世界の人々をマインドコントロールしようとしているテンプル騎士団の野望を食い止めるため、暗殺を行うストーリーが軸となっている。
本シリーズの特徴的な点は、舞台となる各時代の街並みが忠実に再現されているところだ。フリーランを駆使した自由度の高いゲーム性も人気となっている。
■黒人の侍が主人公に抜擢されるも…
そんな同シリーズの最新作として、安土桃山時代の日本が舞台の『アサシン クリード シャドウズ』が発売される。同作は伊賀出身の忍かつアサシンである奈緒江と屈強な侍・弥助のダブル主人公が採用されており、互いに交差するストーリーを辿りながら戦乱の時代の中で活躍するという。
そんな同作だが、ネット上では「弥助」の登場に賛否の声があがっているようだ。というのも、弥助は戦国時代の日本に渡来した実在する黒人男性。戦国大名・織田信長に謁見し、気に入られたことで彼の家臣として召し抱えられたとされている人物なのだ。
日本が舞台の作品に黒人の侍が登場したことで「UBIはポリコレに屈したんだ」といった旨の批判の声が、海外ユーザーを中心に寄せられていた。
■誤解しているユーザーが多い模様
しかし、これらの批判の声をあげている海外ユーザーの多くは「弥助が実在しない人物」だと誤解している模様。そのためか、日本ユーザーらからは「弥助は嘘みたいな超美味しい経歴持ってるんだから起用したくなる気持ちも分かる」「昨今の風潮から考えられうる最善のキャストだよ。弥助は本当にいた人物だし、物語は脚色バリバリのフィクションが追加されるけど、主人公が本当にいた人なのは強い」といった納得の声が寄せられていた。
また弥助を採用するのであれば、上記でも紹介したアサシン教団とテンプル騎士団のストーリーを紡ぐことも可能だろう。現状、ストーリー展開は明らかにされていないが、今後の情報公開に期待したい。
■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で釣りをすること。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)