“2軍落ち”佐藤輝明の痛恨失策に高木豊氏が苦言 「あれは取らなきゃいかん」「ただ…」

14日の中日戦で痛恨失策した阪神・佐藤輝明が2軍降格。高木豊氏は苦言を呈すとともに同情も。

佐藤輝明

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が15日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。14日の試合で失策したプロ野球阪神タイガース・佐藤輝明選手について言及した。

【動画】「あれは取らなきゃいかん」


関連記事:中田翔が「なぜ打てるのか」を高木豊氏が解説 ネットでは負傷交代に心配の声も

■痛恨の落球

きのう14日の中日ドラゴンズ戦に、3塁手として出場した佐藤選手。

阪神1点リードで迎えた8回裏の守備。無死2塁で中日が犠打を仕掛けてくると、これがキャッチャーゴロに。捕手は3塁に送球し、タイミングはアウトだったが、佐藤選手が落球してしまい、オールセーフ。

この失策をきっかけに、中日が集中打で逆転し、勝利をおさめた。

関連記事:中田翔が「なぜ打てるのか」を高木豊氏が解説 ネットでは負傷交代に心配の声も

■高木氏は苦言&同情

現役時代、佐藤選手と同じく3塁手を経験している高木氏は「あれは取らなきゃいかん」と苦言。

一方で「ただ、やっぱり野手としたら、ランナーが走ってきてるタイミングもあるし、焦りがあるんだよね。取ってからタッチすりゃいいんだけど、やっぱ気持ちが焦っちゃったんだろうね。だから取る前にタッチ行ってポロっとやっちゃった」と同情も。

15日に2軍落ちしたが「しょうがないよな。1回リフレッシュしたほうがいい」と語った。

関連記事:中田翔が「なぜ打てるのか」を高木豊氏が解説 ネットでは負傷交代に心配の声も

■「やっぱり“意識”」とアドバイス

また、佐藤選手について「下手じゃないけど雑」と分析。しかし、「大雑把の人間を細かくしたって自分の力発揮できない」とし、監督やコーチには「ある程度目をつむって容認しないと」と話す。

佐藤選手へのアドバイスを求められると「やっぱり“意識”だよな。うまくなろうっていう意識がまず大切。基本は叩き込まれてると思うけどそれができないっていうことは、反復練習もしなきゃいけない」と説明した。

挫折と覚醒の阪神ドラフト20年史【Amazonでチェック】

次ページ
■「あれは取らなきゃいかん」