『虎に翼』伊藤沙莉“寅子”、岩田剛典“花岡”からの言葉に口癖出ず… 『あさイチ』での考察に「まさにそれ」「鋭い」
朝ドラ『虎に翼』で岩田剛典演じる花岡が、伊藤沙莉扮する寅子に「2人で祝いたい」と希望を伝えた場面で、寅子の口癖が出なかった理由とは…。『あさイチ』で博多華丸が分析し、反響が寄せられている。
お笑いコンビ・博多華丸・大吉の博多華丸が、13日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。NHK連続テレビ小説『虎に翼』での、寅子(伊藤沙莉)と花岡(岩田剛典)のやり取りについて分析し、Xでも反響を呼んでいる。
■花岡の「2人で」の言葉に…
この日の『虎に翼』では、寅子よりも1年早く合格した花岡が、裁判官の試験に合格。寅子に電話をかけて報告する。
大喜びした寅子は、轟(戸塚純貴)らに声をかけてお祝いをしようと提案するが、花岡は「2人でやらないか」と、2人だけでお祝いをすることを希望する。怪訝そうな表情を浮かべた寅子に、ナレーター(尾野真千子)が「おやおやおや…?」と反応した。
■華丸が分析「鈍感だということ」
寅子と花岡の恋愛模様に視聴者の注目が集まる中でのこの展開に、『あさイチ』恒例の朝ドラ受けでも、鈴木奈穂子アナウンサーが「おやおやおや? 2人で…そうですか」とニヤリ。
一方、華丸は「『はて?』ではないんです。あそこはね」と、寅子のいつもの口癖が出なかったことに注目。
「『はて?』なら感づくけど、気づかないから『はて?』ではない。こういうことに関しては鈍感だということ」と分析し、鈴木アナも「そうか、なるほど」とうなずいた。
博多大吉は、「轟さんが何かかわいそうだなと思って。絶対、めちゃくちゃお祝いしてくれるはずなのにね」と、2人と一緒に昼食を食べていた轟に同情していた。
■「分かってへんやつ」「一方通行」の声
華丸の分析に、Xでも視聴者が「華丸さんと同じ」「華丸さん、まさにそれ」「鋭いな」「華丸さんの考察がすごい」と納得。
「花岡、これ指輪持ってくるつもりやん。そんでもって寅子はそれ全然分かってへんやつやん」「寅子が花岡の言葉に飛び上がって喜んでいたのは、一緒に難関の高等試験を受けた仲間がさらにすごい快挙を成し遂げたことに対する純粋な喜びだと思うんだよな」「花岡はお弁当をデートだ思ってる。寅子と轟は苦楽を共にした者同士で昼食を楽しんでると思ってる」「思いの一方通行ぶりが際立つ」との指摘が。
さらに、「『弁護士無理でも俺が嫁にもらってやる』思想が根底にあるからくそぉぉお素直に応援できない」「花岡、私は応援するから…君だけが盛り上がってるような気もしますけど応援するからな」といった意見もみられた。
■“あの人物”を思い出す人も続出
また、花岡のキャラクターについて、2022年後期の朝ドラ『舞いあがれ!』で、ヒロイン・舞(福原遥)と航空学校で出会ってひかれ合うも、すれ違いで破局した柏木(目黒蓮)を思い出す人も続出。
「花岡さんからどうしても柏木学生を感じる」「蘇る柏木学生の幻影…」「花岡くんに柏木みしか感じなくて憐れみの目で見てしまった」「花岡の柏木学生みが強くてフラれる以外の未来が見えぬ」といった声も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)