『虎に翼』轟の“弁当の中身”にチラつく戦争の影… ラジオで流れた「ふすまの取っ手」に視聴者衝撃も
NHK朝ドラ『虎に翼』で、戸塚純貴演じる轟太一の昼食の変化やセリフに不安を覚える視聴者が。15分間に詰め込まれた戦争が近づく描写の数々に「こうやってじわじわ戦争って始まるんだ…」との声が上がった。
■寅子が携わる裁判は…
雲野六郎(塚地武雅)の事務所で弁護士の司法修習生として実務を学ぶことになった寅子(伊藤)は雲野が引き受けた裁判に携わることに。
このとき日本は中国との戦時下にあり、雲野が引き受けたのは著作物に安寧秩序を乱す表現があるとして出版法違反で起訴された帝大経済学部教授・落合洋三郎(樋渡真司)の弁護だった。
■日の丸弁当を食べる轟…チラつく戦争の影
一見平穏な日常の中、ラジオでは金属供出が呼びかけられ、轟は「お国のために質素倹約!」と日の丸弁当を食べ、雲野は「お国の『どこか』が因縁をつけてきた」とポツリ。
さらに裁判は非公開、傍聴席には特高警察がいる…という当時の情勢が次々と描かれ、Xでは「戦争に突入するから発禁本について取り沙汰するの流石だな」「この15分でどんどん戦争が近づいてることをわからせてくるのすごい」「こうやってじわじわ戦争って始まるんだ」と驚きの声が上がる。
■「ふすまの取っ手」に「そんなもんまで」衝撃の声
また、ラジオの詳細や轟がそれまで食べていた昼食の変化にも注目が。
ラジオで「各家庭の知られざる鉱脈」として供出が呼びかけられていたものには「ふすまの取っ手」が含まれており、「そんなもんまで、集めていたのか」「日米開戦前の時点ですでにそんな状況なのだな…」と視聴者は衝撃。
そして、日の丸弁当の前まではパンを食べていた轟には、「お国のために日の丸弁当を食べて質素倹約、この素直さが怖い。頼む死なんでくれ」「そのまま戦場に行ってしまいそうで、本当に心配だ」「素直過ぎるよ轟…その辺にしておいて轟…」と心配や不安の声が多数上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)