小学生考案の絆創膏、大人が見落とした「あの悩み」を解決 常識を変える機能に衝撃走る…

指を怪我した時、片手で巻ける「指にまきやすい絆創膏」。ネット上では、「天才的」と称賛の声があがっていて…。

2024/05/10 07:30

■気になる開発の経緯は?

株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの担当者によれば、同社の商品開発社員が、小学生のアイデアが世界的発明展で受賞したニュースを見たことが始まりだったという。

指に巻きやすい絆創膏

商品化に至った経緯に関して、担当者は、「こういうアイデアを商品化できたらという小学生の夢を叶えてさしあげたい思いと、絆創膏のパッドをずらすという柔軟な発想が、『絆創膏のパッドは真ん中にあるのが当たり前』という常識を変える可能性を感じました。当社のグループ理念の『未来の常識を創り出し、人々の生活を変えていく』というものに通じると感じたため、商品化に至りました」と説明する。

大人が見落としていたことに気付いた子供のアイデアを、たくさんの人に届けたいという熱い思いが感じられる。商品化の際も、小学生が考えたデザインに近づけるため、当初の案からほとんど変えていないという。


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■販売元からは嬉しいコメントも…

ネット上でも話題になり、「指にまきやすい絆創膏」は多くの人に認知されることになった。

こちらの話題を振ると、担当者からは、「小学生世代のお子様を持つ親御様からのご支持が高く、喜んでいただけたこと、口コミでも多くの嬉しいお言葉をいただけたのは、ありがたいことでした」「また、お取引先様や業界の方々からもアイデアだけで終わらせずに商品化し、販売につなげた弊社のことも高く評価していただける機会が多かったこともあり、商品化が実現できてよかったと存じます」というコメントが得られた。

子供の柔軟な発想は、時に大人を上回るもの。そんな子供のアイデアを形にできる機会が増えることを期待したい。


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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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