谷繁元信氏、現役時代に“嫌だった打線”を告白 「いぶし銀の2人が…」

元横浜ベイスターズ・中日ドラゴンズの谷繁元信氏が現役時代嫌だった打線を告白。現在と昔の「2番打者の違い」にも言及。

■谷繁氏が「嫌だった打線」

谷繁氏がドジャース・大谷翔平選手の打順について語った今回の動画。話題は同氏が現役時代「嫌だった打線」に移る。

スタッフから「この打線は嫌だったというのはありますか?」と質問された谷繁氏は「俺が現役のときは、固定の打線が多かったよね」と回想。

そして「カープのさ、野村謙二郎さん、緒方孝市さん、前田智徳。この3人の1、2、3番は嫌だったね」と広島東洋カープ打線を挙げた。

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■玄人でいうと…

さらに谷繁氏は「阪神タイガースの赤星憲広が1番のときの1、2、3番も嫌だったね。巨人でいうと仁志敏久、清水隆行、高橋由伸がいるあたりの1、2、3番も嫌だった。後ろに松井秀喜が控えているし、清原和博さんもいたし」と振り返る。

続けて「ちょっと玄人でいうと、ヤクルトの飯田哲也、土橋勝征もね、なんか嫌だったよ。あのいぶし銀の2人が」と1990年代の東京ヤクルトスワローズ黄金期の1、2番にも言及した。

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■現代と昔の「2番像」を語る

谷繁氏は「現在の1、2、3番と俺がやっていたころの像は違う。俺がやっていたころは2番バッターって、打つ、足も速い、小技ができるという2番バッターが結構多かった」と指摘。

続けて「今は大谷とか、ベイスターズでいうとオースティンが2番に入ったり。アメリカでいうとパドレスのタティスJrとか、鈴木誠也が2番に入ったり。足もあって長打、ホームランもあるし、ある程度足もあるバッターが2番に入るのが主流」と分析する。

そして「これはこれで嫌なのよ。でも俺が主戦ではいっていたときはいろんなことができる。ヤクルトでいうと宮本慎也が2番に入ったりする時代。バッテリーからすると、それも嫌」と語っていた。

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■球界を代表する打者が名を連ねた広島打線

谷繁氏が真っ先に「嫌だった」と語った野村氏・緒方氏・前田氏の1、2、3番。1990年代中期の広島打線でビックレッドマシンとも称された。

上記3人に加え、江藤智氏・金本知憲氏・ルイス・ロペス氏と球界を代表する打者が名を連ねていた。

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■大谷選手は何番にいたら嫌?