オタクの聖地で開催された激レア「即売会」が盛況 客のお目当ては刑務所作業製品で…

ヨドバシカメラマルチメディアAkibaで本日まで開催されている「刑務所作業製品」即売会。売り上げはどう活用されるのか聞いた。

■さすがメイドインジャパンだな

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商品ジャンルがかなりバラバラなので、フリーマーケットを見ている感覚に陥り、予想以上に楽しい。さすがメイドインジャパンというか、どの商品も高品質で、外国人観光客が興味深げに商品をあさっていたのもうなずける。

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一部商品はすでに売り切れ状態のようで、反響は上々のようだ。ちなみにヨドバシのゴールドポイントカードを使用すると13%の還元対象商品となっており、これもおさえておきたい。

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■売り上げはどうなるのか?

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同即売会を運営しているのは、公益財団法人「矯正協会」。今回の秋葉原でのイベントを企画した同協会の刑務作業協力事業部にその狙いを聞いた。

「受刑者は日々、職員の指導のもと所内の工場等で刑務作業を実施しています。製品売上げの一部は犯罪被害者支援団体の活動に助成しており、大きな意義があるのです。アキヨドでの開催は初めてですが、反響が大きく賑わっていると伺い、大変嬉しく思っています」(刑務作業協力事業部・桜井さん)。

ちなみに函館刑務所、千葉刑務所など、そのエリアによって“得意分野”はあるのだろうか。

「各地の刑務所勤務の職員が商品を企画しますので、その場所によって変わります。土地の特産品を扱うケースも多く、商品の違いを売り場で感じられると思います」(桜井さん)。

記者をはじめ、秋葉原フリークたちは、「即売会」という言葉に極めて弱い。「キャピック製品即売会」と秋葉原の掛け合わせはじつに賢いとも感じた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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