電車で目撃されたトコジラミにショック 「ホテルに到着したら…」アース製薬の明かす対策とは
3月に電車内でも目撃情報があったトコジラミ。春先、旅行や出張に訪れる際は注意が必要で…。
■「ホテルに到着したら…」旅行時の注意点
まずは、電車内でトコジラミが発見されたことに関して、推測される要因を聞いた。アース製薬の担当者は、「インバウンドで人の往来が増えている他、海外の荷物に紛れ込んだり、様々なルートで日本に持ち込まれる可能性があります」と注意を呼びかける。
コロナが落ち着き、海外からの旅行客が増えていることも関係しているのかもしれない。4月以降、旅行や出張に行く機会も増えると思うが、どんな点に注意したらいいのか。
こちらの質問に関して、担当者からは「旅行先や出張先でホテルに到着したら、隙間などをチェックし、痕跡(吸血した大部分をフンとして出すので、血が混ざった赤いフンの汚れ跡が潜伏場所付近に付着)がないか確認してください」「トコジラミはベッド・床・壁などの隙間、ダンボールなどに隠れており、好きな場所は、『暗くて血を吸いに行きやすい場所』『亀裂などの狭くて暗い場所』『布が重なった部分、継ぎ目』『暖かい場所』です」という回答が寄せられている。
最近は、従来の殺虫剤(ピレスロイド系薬剤)に耐性を持つ、「スーパートコジラミ」の存在も報告されており、駆除がより難しくなっているという。
■アース製薬おすすめの対策アイテム
電車やバス、飛行機などの公共交通機関でも警戒が必要だ。担当者は、「繁殖力が高いため、家に持ち帰ってしまうと駆除が大変です。自宅では外から持ち込まないように帰ってきたらカバンや衣類に付着していないか確認しましょう」と話す。
家に入る前に、カバンや上着をチェックする習慣をつけたい。最後に、アース製薬のトコジラミ対策アイテムについて聞いた。
担当者からは、「『ゼロノナイトGゴキブリ・トコジラミ用 6~8畳用』(第2類医薬品)は、スーパートコジラミにも有効な商品です。処理して部屋のすみずみまでしっかりと薬剤が広がり、駆除することはもちろん、発生予防にもつながります。また、『サラテクト』はトコジラミを忌避する効果がありますので、肌が露出している部分にスプレーし、塗りムラがないよう塗り広げてください。機内持ち込みも可能で、外出の際持ち運びに便利な60mlサイズもあります」という回答が得られた。
トコジラミ対策を施した上で、観光やレジャーを楽しんでほしい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)