東京のど真ん中に突如現れた「老舗銭湯」、行列並び終えた記者が入ろうとすると断られ…
東京・原宿に17日オープンした新商業スポット「ハラカド」。この施設の地下に銭湯が登場すると聞いた記者は現場に直行。
■ギリギリまでゴネる記者
ヒゲを剃る気満々だった記者はちょっと落胆したものの、「地元の人をまず優先する」という方針がじつに銭湯文化らしい優しさと配慮で溢れており、瞬時に納得。次回使える無料タオル券をもらい、番台を後にした。
入浴レポートを諦め、周辺を散策。小杉湯の横には、木製の縁台や畳のお座敷があり、ここは自由に使って良いという。
風呂上がりに、ここでくつろげたら最高だなあと思いつつ、遠くを見つめると小杉湯の番台奥に牛乳瓶の並ぶ冷蔵庫の姿。
「あの…再び現れてすみません。牛乳だけでも買えませんでしょうか?」と恐る恐るお願いすると、「あ、どうぞどうぞ!」とOKをもらえたのだった。…マジでスタッフさん優しい。
■最高の牛乳だな!
瓶牛乳は短期間でメーカーを変えていくようで、今回は三重・伊勢「山村乳業」の牛乳。スタンダードな牛乳に加え、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳とあり、どれもキンキンに冷やされていた。
瓶で飲む牛乳はひさしぶり。ゴクッと喉ごしを楽しむと、上質なミルクのコク深さ、新鮮さが口の中に広がった。最高。
今回記者の一番風呂計画は失敗に終わったが、プレオープン終了後の5月13日には再アタックをかけたい。営業時間は23時まで。都心のど真ん中で仕事あがりに風呂は、きっと最高の思い出になるはずである。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)