飲食店の客が「まずいし異物も…」とクレーム連発 防犯カメラ映像で嘘が発覚
「料理にティッシュが混入している」「クソまずい」などとクレームを連発した客。店側はどうにか対処したが、防犯カメラの映像を確認し被害届を出すことに…。
1時間半も店に居座りたらふく食べておきながら、クレームを繰り返した客。これに困った店側の対応とその後の展開について、タイのメディア『Thaiger』などが経緯を伝えている。
■客がクレーム連発
3日午後8時頃、タイ・バンコクにある人気レストランに子供1人を含む3名の客が入店し、スタッフが席へ通した。夫婦とその息子とみられる一行は、常連客ではなかったという。
すぐに3名はしゃぶしゃぶビュッフェを楽しみ始めたが、なかなか帰ろうとしない。それどころか女が文句を言い始め、「店員が運んできた調味料のトレイにティッシュが混入していた」「鍋にもティッシュが入っていた」などと騒ぎ出した。
■値引きで「決着」
スタッフはあわてて謝罪し、実際に店側のミスだった可能性があると考え、別の鍋を用意すると申し出た。しかし客はそれを受け入れず、怒りが収まる様子もない。そのまま約20分も文句を言い続け、「カニカマがまずい」「もう食えない、伝票を持ってきて」などと言い出した。
そこで店のマネージャーが現れ「うちに非はない。防犯カメラの映像で証明してもいい」と主張したが、女らはさらにヒートアップ。近くで食事をしていた客も驚き店を出始めたため、困ったマネージャーは「本日は、2名様分の料金だけいただきます」と値引きを提案し、どうにか「和解」したのだという。
■防犯カメラの映像に驚き
その後に防犯カメラの映像を見たマネージャーは、文句を言い騒いだ女が鍋にティッシュを入れる様子を確認。厨房で働くスタッフらもこれにはかなりショックを受け、ひとりは涙を流し悔しがったそうだ。
「クレーマー」一家のせいで大変な迷惑を被った店のオーナーは警察に行き、被害届を提出。弁護士にも相談し、法的措置を検討中だという。
■ビュッフェの店は苦労も
食べ放題の店に行くからには、絶対に値段以上の量を平らげたいという一心で、とんでもない行動に及ぶ客もいるようだ。
昨年には、中国の人気レストランで女が一般的な客の約10倍の料理を次々と注文し、シーフードや肉、さらにはデザートまでビニール袋に詰めて持ち帰っていたことが発覚。それを知った店が提訴し、客に賠償金と法的費用を支払わせたと報じられた。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)