大阪環状線の遅延、“異例の理由”が物議「大丈夫なの?」 乗務員がホームに転落か
悪天候の影響などで近畿各地で交通機関が乱れる中、大阪環状線では乗務員の体調不良による遅延が発生。「生身の人間なんだから」「仕方ない」という声も。
9日、雨や強風の影響で、近畿各地で列車の運転取り止めや遅延などが発生し、交通機関が混乱した。その中で、X(旧・ツイッター)では、大阪環状線の遅れの原因に驚きや心配の声があがった。
■近畿各地で交通機関が混乱
この日は近畿地方で大雨や強風の荒れた天候となり、JR嵯峨野線や神戸線の一部で倒竹の影響による遅れが発生。強風で湖西線が運転を取り止めたほか、和歌山線では大雨の影響で遅れが出た。
そんな中、大阪環状線の京橋駅では「乗務員が体調不良となったため」として、大阪環状線、大和路線、阪和線に列車の遅れや運転取り止めが出た。
■「混み過ぎ」「どえらいことになってる」
新学期が始まったばかりということもあり、遅れの影響で大阪環状線の各駅は大混雑となり、Xには構内に入れずに大行列となっている駅の様子を撮影した写真が続々と投稿。「朝7時からホーム爆混み」「環状線混みすぎ!」「乗り場に上がれません」「どえらいことになってる」と悲鳴があがった。
この遅延の理由について、JR西日本の発表では「乗務員の体調不良」となっているが、一部報道では「乗務員が回送列車に乗り込む際に転倒してケガをした」との情報も。
さらにXでは、京橋駅に消防車や救急車が到着している様子を投稿し「体調不良で運ばれたぐらいだと思ってたら転落したらしくて」「環状線、駅員が落ちたって何ごと」「駅員が車両乗降時に転落 そんなことあるん」「ホームに転落したんか。えぇ…大丈夫なの?」との指摘もみられた。
■「乗務員も人間」の声
実際に転落したかは定かではないが、乗務員が体調を崩したことによる遅れに、「乗務員の体調不良はあまり見ないパターン」「かつて、こんな理由でダイヤが乱れることがどれだけあったか?」「体調管理してないせいで何万人と迷惑をかけている」「代わりの乗務員って全然確保してないの?」といった声が。
その一方で、「体調不良なら仕方ない」「生身の人間なんだから休ませてやって」「むしろ体調不良のときには無理して出勤しないように周知徹底を」「乗務員も人間だもんなあ」「特定の仕事に就いたからって急に体が強くなる訳ない」といった意見も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)