希望とかけ離れたウェディングドレスを作られた女性 デザイナー志望の義妹とトラブルに
デザイナー志望の義理の妹に、「ウェディングドレスを作りたい」と頼まれた女性。それを承諾した結果、トラブルになってしまった。
結婚式を挙げる女性と義理の妹の間で、家族を巻き込むトラブルに発展。その詳細が海外の掲示板『Reddit』に書き込まれ、世間の注目を集めている。
■義妹はドレスのデザインを勉強中
このほどある女性が『Reddit』に、「結婚式で義理の妹と関係が悪化しました。私には味方がいなくて、つらいです」と書き込んだ。
父親が2年前にステラさんという女性と再婚し、女性には義母ができた。さらにステラさんの実子であるゾーイさん(21)と義理の姉妹になったという。
現在、ゾーイさんはウェディングドレスのデザイナーになるべく勉強中だといい、女性の結婚が決まったことで、「ウェディングドレスを制作させて」と言ってきたという。
■理想のデザインで合意も…
女性には「理想のものを自分で選びたい」という思いはあったが、これを機にゾーイさんとの距離が縮まればと考え、お願いすることにしたそうだ。
そうしてふたりは話し合いを重ね、ついにデザインが決定した。ところが結婚式の日が近づいても、ゾーイさんからドレスの進捗状況についての連絡はなかった。
女性が思い切って尋ねてみると、「家に帰ったら写真を送るね」という返事があった。しかし写真が送られてくることはなく、結婚式まで1ヶ月となった頃、やっと完成したドレスを見せられた女性は驚愕した。
■女性は別のドレスを着用
完成したドレスは、女性から伝えておいた色やデザインが異なっていたほか、サイズもまるで合わなかった。
女性はゾーイさんに「素敵なドレスだけれど、デザインやサイズが希望とは全く違う。申し訳ないけれど結婚式には着られない」と告げ、制作費だけ支払うと、ドレスショップで理想のものを選び結婚式に臨んだ。
だが、これにゾーイさんと義母のステラさん、さらには父親までが怒ってしまった。女性は「自分の制作したドレスを式で見ることを、ゾーイがどれほど楽しみにしていたか」と責められたという。
■「デザイナーなら顧客の注文通りに」
ゾーイさんに申し訳ない気持ちがあるという女性は、世間の人々に「私が無神経だったと思いますか」と尋ねている。
すると、ユーザーの多くから「写真を見せないのは、注文と実際が違うと知っていたからだろう」「結婚式は花嫁の気持ちを最優先に」「デザイナーは顧客の希望に耳を傾けるもの。基本的な仕事の仕方を学んだほうがいい」といった声が寄せられた。
ただし、「あなたの優しさが仇になったのでしょうが」などと前置きしたうえで、実力もわからない義妹のオファーを簡単に承諾したことが、そもそもの失敗の原因だと諭す人も多い。
・合わせて読みたい→ウエディングドレスを縫ってあげた友人に裏切られ… 落ち込む女性に同情集まる
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)