ハードオフで発見した呪いのビデオ、何かがおかしい… 呪いへの危機管理が「完璧すぎる」と判明

ハードオフ店頭で、見てはいけない呪いのビデオを発見。呪いへの完璧な対策を施した様子が「天才のアイデア」として話題を呼んだ。

2024/04/09 11:20

ジャパニーズホラーの定番要素といえば、やはり「呪い」と「祟り」のツートップ。特に呪いは柔軟性が高く、ひと目で物語の概要が分かる「呪いの◯◯」というテーマや表現は、数々のホラー作品で用いられている。

以前X(旧・ツイッター)上では、ハードオフ店舗にて発見された「完璧すぎる呪い対策」の様子に、称賛の声が寄せられていたのをご存知だろうか。

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■このテレビデオ、何かおかしい?

今回注目したいのは、Xユーザーのシン・ゴジライアンさんが投稿した1件のポスト。

「ここのハードオフ、なかなかセンスがあるね」と意味深な1文が綴られた投稿には、棚上に置かれたテレビデオの写真が添えられている。これだけでは「センスがある」理由がさっぱり理解できないが…挿入口に挿さったテープのラベルを見ると、即座に納得。

ハードオフ

そこには「リング」の3文字が表示されていたのだ。

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■「霊への危機意識が高い」

1998年に公開された映画『リング』は、ジャパニーズホラーを代表する傑作中の傑作。

見た者は1週間で死んでしまうという「呪いのビデオ」の謎を追うストーリーの中で、衝撃的な事実が次々と明らかになっていく。作中終盤、テレビ画面から山村貞子の怨霊が文字通り「這い出して来る」姿は多くの人々に衝撃を与え、今なお「屈指のトラウマシーン」として語り継がれているほどである。

そのため、こちらのポストには「何でそのビデオにした!」「来店客を全員呪う気なのか…?」「呪いのビデオを見たから、次の人に押し付けたいんだよ」といったツッコミが続出する事態に。

ハードオフ

また「テレビデオのインチ数が小さい」「高い位置に展示されている」ことに気づいた人々からは、「このサイズなら、貞子も出てくるの躊躇するだろ」「貞子が出てきたら落下しそう」「霊に対する危機意識が非常に高い」など評価の声が寄せられ、投稿からわずか数日で3,000件近くものリポストを記録する事態となった。

VHS世代の胸に突き刺さるこちらの展示は、どのような経緯で生まれたのだろうか。ハードオフを運営する「株式会社ハードオフコーポレーション」に話を聞いたところ、様々な事実が明らかになったのだ…。

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■じつは担当者の「配慮」から生まれた奇跡