ゴミ清掃員が教える「コードの捨て方」、意外な方法になるほど… 「徹底すべき」の声も
ゴミ清掃員としても勤務するマシンガンズ・滝沢秀一が、不要になったコード類の処分について解説。「もったいないことをしていました」と驚く人も。
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が、「コード類の捨て方」についてX(旧・ツイッター)で解説。ユーザーの反響を呼んでいる。
■金属などを再利用
スマートフォンやゲーム機といった機器や家電の買い替えなどで、不要になったコード類がいつの間にか溜まっているという人も多いはず。
滝沢は、「コードは資源になることがあります」として、「地域によって違いますが、コードが小型家電回収に入っていると清掃事務所で受け取ってくれます」と説明。
その理由について「不燃ごみで捨ててしまうとそのまま埋められてしまいますが、拠点回収に出すと希少金属が再利用されます」と解説し、「僕もこないだ渡しに行ったら、喜んでくれましたー!」と古いコード類の束の写真を添えている。
■「都市鉱山」に大量の資源
スマートフォンやタブレット、デジタルカメラ、携帯ゲーム機などの小型家電や、USBケーブルなどのコード類には、金や銀、レアメタルなどが使用されている。
廃棄される家電製品に含まれる資源を鉱山に見立てた「都市鉱山」との言葉もあり、日本の都市鉱山では、金は全世界の埋蔵量の約16%にあたる6,800トン、銀は世界の埋蔵量の22%にあたる6万トンが存在しているともいわれる。
多くの自治体では、役所や家電量販店、スーパーなどに「小型家電回収ボックス」を設置して回収し、リサイクルに利用している。
■「周知徹底すべき」の声も
滝沢の説明に、ユーザーからは「今まで家電本体のみと思っていたので不燃ごみに出していました」「地域ではコードについての説明がなくて、何のカテゴリーで出せばいいのか分からず困ってました」「かなり捨ててしまっていたから、もったいないことをしてしまっていました」といった声が。
さらに「いつも不燃ごみにしていたので、確認してみます!」「次からはそちらに出します」「これはもっと周知徹底すべき」といったコメントも寄せられている。