博多華丸・大吉、ドラマ『火花』めぐり芸人に出された“異例の禁止令”明かす 「もう、見たら…」
林遣都が主演を務めたドラマ『火花』。東野幸治が後輩芸人たちに出していたという“お触れ”について、博多大吉が明かした。
■売れない芸人の青春物語
この日は、林が「プレミアムトーク」のゲストとして登場。林の過去の出演作を紹介する中で、2016年にNetflixで配信され、後にNHKで放送された『火花』の話題となった。
『火花』は、ピースの又吉直樹が2015年に出版し、芥川賞を受賞した同名小説が原作。漫才師としての限界や世間との折り合いに悩む徳永(林)と、芸人として突き抜けて生きようとする先輩芸人・神谷(波岡一喜)の師弟関係とその変化を描く青春物語だ。
同ドラマでは、徳永の相方を元お笑いコンビ・井下好井の好井まさおが、神谷の相方を、とろサーモン・村田秀亮が演じたほか、今田耕司やレイザーラモンら、多くの芸人が本人役で出演していた。
■「芸人にしか分からない感情」を表現
同作について、スケジュールの都合でこの日の番組を欠席したMCの博多華丸から、「絶対に芸人にしか分からない感情が芝居で表現されていて、林さんは芸人ではないのに、なぜあの感情が表現できるのか」とメッセージが寄せられた。
林は、「漫才のシーンがいっぱいあったんですけど、早い段階で『これはできない』と思ったんです。やるもんじゃないというか…。そのときにありがたかったのが、周りの方が芸人さんだったということで、直接『こうやるんだ』っていうことを教えていただいて、見よう見まねでやらせていただいた。そこに助けられたと思っています」と振り返った。
■東野幸治が“禁止令”
博多大吉は、「本当にリアルな世界が描かれていて、(林の)表情もそうですけど…。空気感というか質感というか。リアルすぎて、東野幸治さんが『見るな』っていうお触れを出したぐらい。『悩んでる芸人は見るな』って。もう、見たら辞めちゃうって」と、あまりのリアルさに、東野が“禁止令”を出していたことを明かす。
大吉自身も、「俺、波岡くんが嫌だもん。あんな先輩がいっぱいいたから。『うわぁ…』と思って」と打ち明け、「すごい作品でした」と話していた。
■「泣きながら見てた」「やめようかと思った」の声も
この話に、X(旧・ツイッター)では「リアルすぎて見るなとお触れが出たとは!」「本物の芸人さんたちがダメージを受けるぐらいリアルだったのね」「芸人さんの間では外せない作品なんだろうね」と驚く声が。
実際に見た人からは「泣きながら見てた」「私も苦しくて見るのやめようかと思ったぐらいだった」「マジで売れそうにない芸人徳永が上手すぎた」「ドラマ火花めっちゃ好き。相方の好井くんもよかった」といった感想が寄せられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)