岡田彰布監督率いる阪神タイガース打撃陣を田尾安志氏が心配 「湿りすぎている」

田尾安志氏が2日の横浜DeNAベイスターズ戦で敗れた阪神タイガースの打線を心配。佐藤輝明には厳しいコメントも。

岡田彰布

元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が自身のYouTubeチャンネルで、2日の試合で横浜DeNAベイスターズに敗れた阪神タイガースの打撃陣に苦言を呈した。

【動画】田尾氏が阪神打撃陣を心配


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■阪神の打撃陣を心配

2日の阪神対DeNA戦を振り返った今回の動画。試合の詳細やポイントを解説した田尾氏は「今日を見ておりまして感じたのは、タイガースの打線がちょっと湿り過ぎてんじゃないのっていうところなんですね」と分析する。

続けて「それを1番感じさせるのが、クリーンナップなんです。今日は森下・大山・佐藤輝明の3人で11打数ノーヒット、 4三振。出塁したのは佐藤輝明が四球で出ただけで、あとは森下のサードゴロで1点入っただけ。引っ張っていくようなものがまったく見えない」と解説。

4番の大山悠輔選手に言及し「それだけではなくて、内容も寂しい。大山も3打席目に三振をするわけですけれども、この三振した内容を見ますと、すべてボール球を振っています。今日の三振の内容は心配」と打撃内容を危惧した。

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■佐藤輝明選手にも厳しいコメント

佐藤選手にも「佐藤輝明の守備。たしかに打球は速いけれども、なんとかしようっていうものを感じないんですよね。 必死さがほしいですよ。そういうものを感じさせてくれないとファンの人たちは納得してくれないんではないかなと思いますね」と厳しいコメント。

そして「打つほうもですね、もう相変わらずボール球をどんだけ振りましたかね。 これでは本当の意味でのクリーンナップを任せるというところまではいかない。岡田監督もかなり悩むところではないかなと思いますね」と佐藤選手の打撃に苦言を呈した。

2日の試合に敗れ1勝3敗となった阪神に田尾氏は「点差以上に不安になってしまうようなゲームだったと、言ってもいいと思いますね」と話していた。

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■オープン戦から調子が上がらず

優勝候補筆頭といわれる阪神は、オープン戦で9連敗を喫するなど最下位に。それでも楽観視する声が多かったが、読売ジャイアンツとの開幕2試合に完封負けした。

3戦目に勝利し、2日のDeNA戦は昨年MVP・最優秀防御率・新人王を獲得した村上頌樹投手が先発。必勝を期したが、佐藤選手のエラーもあり初回に崩れて敗北。

オープン戦から投打ともにふるわない状態が続く阪神だけに、序盤ではあるものの、一部ファンから不安の声が上がっている状況だ。

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■2日の阪神対DeNAを解説